リンパマッサージ後に下痢っぽくなるのは何故?
リンパマッサージに使えるオススメの器具とやり方
リンパマッサージを器具を使って行う方法
リンパマッサージは手で皮膚に直接行うのが理想的なやり方です。
しかし、手が届かない場所であったり、もう少し楽に圧をかけたい。などの要望もありますよね。
何がなんでも素手でなくてはダメです。ということはありません。
手軽にリンパマッサージにも使える、ハンディタイプのマッサージ器具について、お話します。
リンパマッサージを器具を使って行うメリット
手で行うリンパマッサージと違って、器具を使う場合は、どんなメリットがあるでしょうか?イラストのように空気を使って、圧迫することにより、リンパを流してくれる器具もあります。そのほかにも、
- 手が届かない場所もマッサージできる
- 手よりも強い圧をかけることができる
- 手よりも振動数の強いマッサージができる
- 疲れる事なく、リンパマッサージができる
などといったメリットがあります。これらは手で行うのは難しいこともあり、器具を使うメリットであるといえます。
リンパマッサージを器具を使って行うデメリットは?
デメリットはどうでしょうか?
- 圧が強すぎる可能性がある
- 疲れないのでやりすぎる可能性がある
- 手のひらに比べて、広い面積を一度にマッサージできない
- やりすぎた結果、皮膚が傷ついてしまう可能性がある。
器具を使うデメリットで一番嫌なのは、知らず知らずのうちに、やりすぎてしまうこと。器具を使っているので、刺激も強く、やりすぎてしまう可能性が高いので、慎重に、様子をみながら行いましょう。
リンパマッサージにおすすめのマッサージ器具の特徴
マッサージ器具といっても種類が豊富なので、どういう器具を使用するとリンパマッサージがしやすいのかイメージしにくいと思います。
向いている形状の物を、いくつかご紹介致します。
- 手のひらサイズのもの
- 長い柄のついたもの
- ローラーがついているものも可
- 振動機能がついているものも可(叩く機能は向いていません)
- 非電化製品や、防水の製品だとお風呂でも使用できるので便利
以前監修したマッサージ器具をご紹介致します。
*現在は販売が終了していますが、選ぶ際の参考になればと思います。
MARNA エステティシャンリング
ハンディオアシス
※こちらは使用方法のみ、監修致しました。
セルフリンパマッサージで、結果が出ない人は半健康症候群かも
毎日、セルフリンパマッサージを行っていても、結果に結びついていない人は、半健康症候群の可能性があります。
半健康症候群とは東洋医学の未病という概念と西洋医学の病気の概念の中間にある、病気ではないけれど辛い状態のことを指す状態です。
半健康症候群は自覚があまり出づらく本人も気づかずにいることが多い状態です。
中でも首コリはその代表例で首がかなり凝っている状態 = 半健康症症候群であると言えるほど、日々の体調や身体の不調に大きな影響を与えています。
自分で首コリを診断するのは非常に難しいため、LINEで簡単にできる、チェックテストをご用意しました。下記のバナーをクリックしてぜひご自身の首の状態を調べてみてください。
器具を使ったリンパマッサージの注意点
それぞれの商品が推奨する使用方法以外で行うと、体に危険な場合もあります。
器具を選ぶ際はなるべく複雑な電化製品でなはく、非電化製品か、電化製品でもシンプルなものが向いています。使用方法に不安があるときは、メーカーに問い合わせるか、専門家にご相談ください。
リンパマッサージを始める前の注意点
- 食後2時間以内や飲酒後は、リンパマッサージは控えましょう。
- 皮膚に傷や湿疹があるときは、リンパマッサージを控えましょう。
- 病気やケガをしているときや過度に疲れているときは、リンパマッサージを控えてください。
- 入浴後など、体が温まっているときに行うようにしましょう。
- リンパマッサージは、心臓から遠い末端部分から。心臓の方向に向かって行います。
- リンパマッサージは、体のバランスを考えて、上下左右など同じ回数行う。
- リンパマッサージを続けても効果が見られないとき、また症状が改善しないときは、専門家に相談してください。
マッサージ器具で行うリンパマッサージ 7ステップ
※マッサージの強さは皮膚・体を痛めないように軽くさする程度から始めてください。 こすり過ぎ、押し過ぎにご注意ください。※
<左右10回づつ>
- ふくらはぎを下からさすり上げる。
- 膝上・太ももを下から脚の付け根に向けてさすり上げる。
- お尻を下からさすり上げる。
- 脇腹から体の中心に向けて斜めにさする。
- 腕全体を手の先から脇に向かってさする。
- デコルテを両脇に向けてさする。
- 肩を後ろから前にさする。
このプロセスは、マーナ エステティシャンリングの取扱説明書に書かれている内容を引用させて頂きました。
まとめ
いかがでしたか?
セルフケアは負担なく長く続けられる事が重要なポイントです。
マッサージ器具を使用することで、リンパマッサージをセルフケアとして、継続的に行って頂ければ嬉しく思います。
これからマッサージ器具を購入を検討されている方は「リンパマッサージを行いやすいもの」という視点から選ぶこともおすすめです。
また既にマッサージ器具をお持ちの方はリンパマッサージを取り入れてみるとさらに嬉しい変化があるかもしれません。
使用方法に自信がない場合はくれぐれも無理はせず、メーカーに問い合わせるか、専門家にご相談ください。
(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事 銀座ナチュラルタイムグループ 総院長 現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。 経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。