お腹痩せリンパマッサージのやり方|下腹と脇腹の手順を専門家が解説
マッサージやエステを受けた直後はスッキリしても、数日でむくみやこりが元に戻ってしまう——そんな経験はありませんか。 実はそれ、表面のリンパを流すだけでは、体質そのものまでは変わっていないことが理由かもしれません。
経絡リンパマッサージとは、西洋医学の「リンパ」と東洋医学の「経絡」、二つの考え方を組み合わせた施術です。
銀座ナチュラルタイム総院長・渡辺佳子が30年前にこの手法を考案して以来、提唱し続けてきた独自のメソッドで、表面のリンパを流すだけでなく、経絡を通じて体質そのものに働きかけることを目指す点が、一般的なリンパマッサージとの大きな違いです。
渡辺は鍼灸マッサージ師を育成する学校の教員養成科でも「オイルマッサージ臨床学」の講師を長年務めており、次世代の専門家にもこの技術を伝え続けています。
① 表面だけでなく体質にアプローチ
リンパの流れを促すと同時に、経絡上のツボ(経穴)を刺激することで、その方の「気」「血」「津液」の傾きを見ながら施術できます。むくみや老廃物といった表面の変化だけでなく、体質そのものの底上げを目指せる点が、経絡を組み合わせる一番の強みです。
② オーダーメイドの精度が上がる
同じ「肩こり」でも、東洋医学の視点で見ると原因はお一人お一人異なります。経絡の考え方をもとに、その日のお身体の状態を見極めながら、一人ひとりに合わせた施術を組み立てていきます。
③ 巡りが戻りにくい体づくりへ
リンパの流れだけを整えても、気や血の滞りが残っていると、むくみやこりは再び現れやすいと考えられています。経絡まで含めてケアすることで、施術直後だけでなく、日常での「戻りにくさ」につながりやすくなります。
現場でよく感じるのは、「リンパだけを流した直後はスッキリするけれど、数日で元に戻ってしまう」というお声です。 多くの場合、表面のリンパは流れても、経絡でいう「気」の滞りまでは変わっていないことが背景にあります。
経絡のツボへのアプローチを組み合わせた施術を継続された方から、「以前よりむくみが戻るまでの日数が延びた」「同じ強さの施術でも、体が軽く感じる時間が長くなった」といったお声をいただくことがあります。 これは、リンパという一つの通り道だけでなく、経絡という別の通り道にも同時に働きかけている効果だと考えています。
創始者本人が確立したメソッド
経絡リンパマッサージは、渡辺佳子が30年前に考案し、以来この治療院で提唱し続けてきた独自のメソッドです。
国家資格を持つ施術者
鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ施術者が、東洋医学と西洋医学、両方の視点でオーダーメイドの施術を行います。
著書・メディア実績
渡辺佳子は著書・監修書籍合わせて1,000冊を超える実績を持ち、NHK「あさイチ」など複数のテレビ番組でも技術を紹介してきました。
銀座ナチュラルタイムは、銀座駅から徒歩1分、銀座で30年、経絡リンパマッサージを専門にしてきた治療院です。 総院長の渡辺佳子は、著書・監修書籍合わせて1,000冊を超える経絡リンパマッサージの第一人者。国家資格を持つ施術者が、経絡の考え方をもとにお体の状態をヒアリングし、オーダーメイドの施術でご案内します。
「身体の内側からきれいになる。」——表面だけでなく、体質から巡りを整えませんか。
ここからは、経絡リンパマッサージの土台になっている「経絡」「陰陽五行説」「気血津液」という東洋医学の考え方を、もう少し詳しくご紹介します。 仕組みを知っておくと、施術を受けた時にご自身の体をより深く理解しやすくなります。
経絡とは、全身を巡っている通路のことです。体の上下に流れる「経脈」と、網目のように枝分かれする「絡脈」を総称して経絡と呼びます。 血管のように実在して目に見える構造物ではありませんが、東洋医学では、経絡を通じて全身の臓腑に「気」「血」「津液」が循環していると考えられています。

経絡のなかでも、正経(十二経脈)と奇経(奇経八脈)が主なもので、これらの経脈上には、一般的に「ツボ」と呼ばれている「経穴(けいけつ)」があります。 経穴は気の出入り口とされ、経絡を通じて体の表面と内部をつなぐ役割を持ちます。臓腑に不調があるとツボに反応が出たり、反対に経絡の流れが滞ると臓腑に影響を与えたりすることもあると考えられています。
東洋医学の原点として考えられているのが「陰陽五行説」です。経絡や気血津液の考え方も、この世界観の上に成り立っています。
陰陽論は、自然界の事物や人体を「陰」と「陽」に分けてとらえる考え方です。一方にかたよらず、陰と陽のバランスを保つことで健康に過ごせるとされています。 例えば夏は「陽」の時期なので適度に汗を出して陽気を発散し、「陰」の時期である冬に備えて陽気を取り入れておく、といったように、季節の変化に応じて生活を調整することが大切にされてきました。 このバランスが崩れると、不調につながりやすくなると考えられています。

五行説は、あらゆるものが「木・火・土・金・水」の五つに分類できるという考え方です。 「木が燃えて火になり、火は灰となって土に還る。土の中に金が生まれ、金のあるところに水脈があり、水が木を育てる」というように、互いを補い合う関係を「相生(そうしょう)」といいます。 一方で、「木は土の養分を奪い、土は水の流れをせき止める。水は火を消し、火は金属を溶かし、金は木を切る」というように、互いを抑制し合う関係を「相克(そうこく)」と呼びます。
この関係は人体にもあてはめられ、五臓(肝・心・脾・肺・腎)と五腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱)、さらに感情や味覚などにも対応づけられています。 例えば「怒り」は「肝」を傷つけやすく、「悲しみ」は「肺」を傷つけやすい、というように、感情と臓腑のつながりを説明する際にも五行説が用いられます。


経絡の中を流れる「気」「血」「津液」は、体を構成する基本的な要素と考えられています。それぞれの過不足や滞りが、体のさまざまな不調と結びつけて語られます。
瘀血は、肩こりや便秘、婦人科系の不調など、さまざまな症状の一因になると考えられています。 「気」「血」「津液」が過不足なく循環している状態が健康とされ、この循環に滞りが生じると、臓腑に変調をきたし、体表にも症状としてあらわれると考えられています。

経絡は、2000年以上前から受け継がれてきた東洋医学の考え方で、「気」「血」「津液」という目には見えない要素の通り道です。 一方リンパは、静脈に沿って全身に張りめぐらされた「リンパ管」を流れる体液で、老廃物の排出や免疫にかかわる、西洋医学で説明される仕組みです。 リンパの流れの向きや仕組みについては、こちらのコラムで図解を交えて詳しく解説しています。
→ リンパの流れを図解|方向・仕組み・改善法を銀座30年の専門家が解説
ルーツも成り立ちもまったく異なる二つの医学ですが、どちらも「巡りが整っている状態を健康ととらえる」という点では共通しています。 経絡リンパマッサージは、この二つの医学の考え方を組み合わせた施術です。
経絡リンパマッサージは、リンパの流れを促すだけでなく、経絡を通じて体質そのものに働きかける施術です。 経絡は目に見える構造ではありませんが、「気」「血」「津液」という体を巡る要素の通り道として、東洋医学の根幹をなす考え方です。 陰陽五行説とあわせて理解しておくと、ご自身の不調がどこから来ているのかを、体全体のつながりの中で捉えやすくなります。
リンパマッサージの具体的な効果や、症状別のセルフケアのやり方については、こちらのコラムでまとめて解説しています。あわせてご覧ください。
→ リンパマッサージとは?効果を最大限に引き出すポイントと症状別にやり方を解説!
Q. 経絡と経穴(ツボ)は同じものですか?
A. 別のものです。経絡は「気」「血」「津液」が流れる通路そのものを指し、経穴(ツボ)は経絡上にある、気の出入り口とされる点のことです。
Q. 陰陽五行説とは、簡単に言うとどんな考え方ですか?
A. 自然界や体を「陰」と「陽」のバランス、「木・火・土・金・水」という五つの要素の関係でとらえる、東洋医学の世界観です。バランスが崩れると不調につながりやすいと考えられています。
Q. 「気」「血」「津液」はそれぞれ何が違うのですか?
A. 「気」は生命維持のエネルギー、「血」は栄養を運ぶ血液、「津液」は体を潤す水分の総称です。いずれも経絡を通じて全身を巡っていると考えられています。
Q. 経絡とリンパは同じものですか?
A. 異なります。経絡は東洋医学における気血津液の通り道、リンパは西洋医学で説明される老廃物排出・免疫の仕組みです。経絡リンパマッサージは、この二つの医学の考え方を組み合わせた施術です。
経絡・陰陽五行・気血津液——仕組みを知ってから受ける施術は、ただ受けるだけの時とは体への理解の深さが変わります。銀座ナチュラルタイムは、銀座で30年、経絡リンパマッサージを専門にしてきた治療院です。総院長の渡辺佳子は、著書・監修書籍合わせて1,000冊を超える経絡リンパマッサージの第一人者。国家資格を持つ施術者が、今日の「気」「血」「津液」の状態を見極めながら、オーダーメイドの施術をご案内します。
「身体の内側からきれいになる。」——理論を知った今、あとは体感するだけです。
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長 一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事 東京医療専門学校 教員養成科 オイルマッサージ臨床学の非常勤講師を長年務める。 経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。