リンパマッサージが気持ちいいと感じる理由
経絡リンパマッサージとは?プロが徹底解説!
- 「肩こりがひどくなって頭痛がする」
- 「デスクワークで腰が痛い」
- 「足が冷えて重だるい」
- 「タイミングが合わなくて、運気も下がっている気がする」
- 「家のことも、仕事のことも滞っている」
このようなことで悩んだり、体の不調が出ていませんか?
体の不調をそのままにしておくと、流れが滞ってしまったり、筋肉の凝り固まり、足が太くなってしまうなどボディラインの変化、そして体調の悪化を招いてしまいます。
それとは逆にいつも元気でメリハリがあり、健康で人生を楽しく送っている方もいます。一体何が違うのでしょうか?その答えは、あなたの体にあります。
その流れの良い体には、よい「気」が充実しています。この「気」は、よい人生を送るために欠かせないエネルギーです。
体の中によい「気」を巡らせることで、誰もが自分の望む人生、幸せな人生を送れる可能性があります。
では良い気を巡らせるにはどうしたらよいでしょうか?その答えが経絡リンパマッサージ。
経絡リンパマッサージは、誰もが手軽に実践できて、良い気を巡らせることができます。皆さんもぜひ実践してみてください。
経絡リンパマッサージとは?
経絡リンパマッサージの特徴は、西洋医学と東洋医学の両医学を根底としているところです。
西洋医学はいわゆる現代医学で、病院などで行われる医療の根本にある医学です。
例えば、症状が出ていることに対して薬を与えたり、手術で摘出するなど、病気を取り除くことを目的としているものです。
一方、東洋医学は中国で古くから伝わる予防医学です。
痛みなどの症状がある部位だけを見るのではなく、体全体を見て、その症状の原因となっているひずみを探り、病気が発症する前に原因をつみ取り、体全体のバランスを整えていく医学です。
病気を予防し、不調のない体を維持することを目的としています。
東洋医学の経絡
東洋医学は不老長寿を目的とした伝統医学です。
病気にならないように、健康に長生きするために、体の不調を取り除いて心身ともに元気な体を維持していこうとする予防のための医学なのです。
この東洋医学のベースになるのが「経絡(けいらく)」です。
経絡とは?
経絡とは、全身を巡っている通路のことです。体の上下に流れる経脈と、網目のように枝分かれしている絡脈を総称したものです。全身の臓腑を巡り、「気」「血(けつ)」「津液(しんえき)」を循環しています。
なかでも正経(十二経脈)と奇経(奇経八脈)が主なもので、これらの経脈上には、一般的にツボと呼ばれている「経穴(けいけつ)」があります。
経穴は気の出入り口で、経絡を通じて体の表面と内部を連絡しており、体や心に変調があるとそれを知らせる重要なポイントです。
また、血管などのように体内に実在して目に見えるものではありませんが、臓腑が病むと経絡上にあるツボに反応が出たり、逆に流れが停滞すると臓腑に影響を与えることもあります。
体のバランスと陰陽五行説で健康に
東洋医学の原点として考えられるものに、陰陽五行説があります。
自然界の事物や人体を、「陰」と「陽」に分けて考えようとする説で、一般では陰陽論と呼ばれています。
陰陽論では、一方にかたよらないように陰と陽のバランスを保つことで健康に過ごせるとされています。
例えば、夏は「陽」の時期なので、適度な汗を出して陽気を発散し、「陰」の時期である冬に備えて夏のうちに太陽に当たり、陽気を取り入れておくなど、自然界の陰陽を知り、陰陽の変化に適応した生活を送ったり、陰陽で互いに補い合ったりしてバランスをとることが大切とさせています。
この陰陽バランスが崩れると病気になりやすくなると考えられています。
一方、五行説とは、全てのものが、五つに分類できるという考え方で、「木火土金水」に分類します。
「木火土金水」には、「木が燃えると火になり、火は灰土になる。土の中に金が生まれ、金のあるところには水脈があり、水を与えると気が育つ」という、相手を補う「相生関係」で成り立っています。
同時に、「木は土の養分をとり、土は水の流れを止める。水は火を消し、火は金属を溶かす。金は木を木を切るのに用いられる」という、相手を抑制する「相克関係」も成り立っています。
これらの関係は、人体にも応用でき、臓腑をそれぞれ「肝・心・脾・肺・腎」「胆・小腸・胃・大腸・膀胱」と分け、相生・相克の関係をあてはめることができます。
さらに「木火土金水」は人体の他に、味覚や方角、感情など、さまざまなものに当てはまることができます。
例えば、五臓と五志の関係を見ると、感情の激しい変動「怒り」は「肝」を傷つけ、「悲しみ」は「肺」を傷つけることがわかります。
逆に、「肝」が病むと怒りっぽくなり、「肺」が病むと悲しみが強くなることも示しています。
このように、五行説では、全てのものが関連していると考えられています。
体を構成する「気」「血」「津液」
経絡の中を流れる「気」「血」「津液」は、体を構成する基本的な要素です。
「気」は、生命を維持するエネルギーで、「気」が不足すると無力になり、倦怠感や食欲不振などの症状があらわれます。
一方、「気」が滞るとイライラしたり、冷えを生じたりします。
「血」は、あらゆる器官に栄養を運んでいる血液を指し、「血」が流れるためには「気」の力が不可欠です。
「血」が不足すると不眠や頭痛などの症状が起き、「血」が滞ると「瘀血(おけつ)」を形成します。
瘀血は、肩こりや便秘、婦人科系疾患など、さまざまな症状の原因とされているます。
「津液」は体の水分を総称し、臓腑や皮膚などを潤す作用があります。
「津液」が不足すると皮膚の乾燥やかゆみを生じ、滞るとむくみやめまいを起こすとされています。
これら「気」「血」「津液」の循環に滞りがないのが健康な状態で、過不足や滞りがあると臓腑に変調をきたし、病気として臓腑や体表にあらわれます。
西洋医学のリンパ
リンパとは?
経絡リンパマッサージにおける西洋医学の要素は、主に「リンパ」です。
人の体には、静脈に沿って「リンパ管」とよばれる管が、網目状に全身にはりめぐらされています。
その中を流れているのが「リンパ液」で、リンパ管の途中にありフィルターの役目をはたすのが「リンパ節」です。
それらを総称して”リンパ"と呼んでいます。
リンパの役割
リンパには、体内の老廃物を集めて体外へと排泄する「浄化」と、ウイルスや細菌かは体を守る「免疫」という重要な役目があります。
リンパは全身を流れ、体の老廃物を回収してきたリンパは、最終的に首の根本にある太いリンパ管に合流します。
そこから、静脈に流れ込み、不要なものを腎臓で濾過して膀胱へたどり着き、最後は尿となって排泄されます。
またリンパは、臓器や筋肉など外部からの刺激によってリンパ管内にある弁が開閉し、リンパ液が流れるという仕組みで、リンパ液は末梢から一方通行に流れています。
リンパの流れをスムーズにするには、筋肉を動かしたり、外部から刺激を与えたりするのが効果的です。
リンパの仕組みと働き
体内を巡る動脈は、末梢にいくほど細くなり、毛細血管となって静脈につながります。
この毛細血管にはすき間があり、そこから血液の成分の一部が漏れ出て、細胞の間を流れます。
この流れ出たものは「組織間液」と呼ばれる水分で、細胞内に必要な成分を行き渡らせたあと、一部がリンパ管に入ってリンパ液となります。
その際、不要になったタンパク質や脂肪などの老廃物も一緒にリンパ管へ回収されます。
リンパがスムーズにながれていれば、この余分な水分や老廃物は常に回収され、溜まることはありません。
しかし、リンパの流れが悪いと、細胞間液が回収しきれずに、余分な水分や老廃物が細胞内に溜まってしまいます。
この状態を「むくみ」と言います。
溜まった老廃物はコリなどの原因になるほか、むくみを放置していると、体がだるくなったり、細胞の老化が進んで肌にハリがなくなったりします。
マッサージをして常にリンパの流れをよくし、むくみを早期解消することが不調を改善する方法でもあるのです。
経絡リンパマッサージで体の内側からキレイに
日頃の過度なストレス、運動不足、生活習慣、食べ過ぎなどによって、新陳代謝や免疫力などの本来の生きる力が低下しています。
そのため、体に不要な老廃物が蓄積され、いつの間にか排泄の悪い、滞りのある体がつくられてしまいます。
そんな体に見られる代表的な症状が便秘や肩こり、むくみ、肌荒れ、肥満などがあげられます。
常に体の内側からキレイになることを目指し、流れの良い体を維持すことを目的としてもので、リンパと経絡の両方に作用し、さまざまな状態に効果を発揮する方法が 経絡リンパマッサージです。
リンパマッサージでリンパの滞りを改善し、経絡マッサージでエネルギーを整え、不調を改善した体に行うことで、「トラブル知らずの体」「よりレベルの高い体」に近づけることができます。
東洋医学はもともと不老長寿のための療法です。そんな東洋医学を根底としている経絡リンパマッサージは、体の流れをよくして、体の内側から元気でキレイになるための最適な方法なのです。
「気」「血」「津液」の流れをよくすることで不調を改善し、本来の体を取り戻すことができます。そういった意味でも流れのよい、 一流の体づくりに最適な方法の一つといえます。
まとめ
「経絡リンパマッサージ」は、滞りを解消したり、不調を改善できる方法であることはもちろんのこと、流れがよく不調を寄せ付けない体を常日頃から維持するという、「予防医学」を念頭においたマッサージでもあります。
不調を解消したら終わりではなく、キレイな体になるには、さらにワンランク上の体を目指すという意識をもつことが大切です。
その意識がキレイな体になるのか、流れの滞った体になるかの分かれ道。
体の内側から磨き、老廃物の滞りやつまりを解消していくことが、体の不調を改善し、本来のキレイな体、「一流の体」になるということなのです。
今回紹介した経絡リンパマッサージの本格的な施術を受けてみたい方はこちらのオンライン予約からご予約できます。
現在の自分の体がどういう状態なのか、体の不調の悩みなどのご相談はカウンセリングはオンラインカウンセリングも行っております。
経絡リンパマッサージで、体の内側からキレイになって、心も体も軽やかな、幸せな人生を手に入れましょう!
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この記事は私たち銀座ナチュラルタイムが執筆•監修しました。
銀座ナチュラルタイムは銀座で25年の歴史を持つ鍼灸リンパマッサージ治療院です。
豊富な臨床経験と国家資格を持つ先生があなたのお身体の悩みを根本からヒアリング、
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総院長の渡辺 佳子は書籍70冊、監修書籍1000冊を超える経絡リンパマッサージの第一人者。
美は健康の最上級 というコンセプトのもと、治療指針を設計します。身体が変わることで人生が変わったとおっしゃる、患者様を私たちはたくさん見てきました。
是非あなたも銀座ナチュラルタイムの治療で人生を変える体験をしてください。
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(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事 銀座ナチュラルタイムグループ 総院長 現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。 経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。