全身のむくみをすっきりさせる !リンパマッサージのやり方

目次

全身のむくみをスッキリさせる!リンパマッサージ!

水分を摂取しすぎているという理由だけで、むくみが起こるのではありません。

1、全身の血流・リンパの流れが滞る

2、水分や老廃物が回収されず排泄しにくくなる

3、全身がむくむ

このような流れで、全身のむくみは発生します。

1、の全身の流れが滞る理由としては、ストレス・運動不足・疲労などが挙げられます。

ストレスとむくみの関係は、むくみとストレスの意外な関係で詳しく説明いたしましたので、ご覧になってください。

リンパマッサージを行うことで、リンパの滞りをなくして、リンパの流れを改善し、水分と老廃物を体の外へ排泄させやすい水はけのいいカラダを作っていきましょう!

リンパマッサージのむくみ取り効果

リンパマッサージの方向の図

皆さんもよくつかう「リンパ」という言葉は、詳しくみると、リンパ液、リンパ液を流しているリンパ管、そけい部・脇・首など各所でフィルターの役割を果たしているリンパ節、これらを全て総称した呼び方になります。

リンパには、血管系にある心臓のような、流れをつくるためのポンプ機能がありません。

リンパは、リンパ管や、リンパ液周囲の筋肉が動くことによって、押し出される様に流れる仕組みになっています。つまり 周りの筋肉の動きが少なく、十分な刺激がなければ、リンパはスムーズに流れることができずに滞ってしまいます。

リンパの流れを外からサポートしてあげる方法の一つが、リンパマッサージなのです。

セルフケアのリンパマッサージのポイントは、「リンパがどの深さを流れているのか?」を意識することです。

実はセルフケアでアプローチできる毛細リンパ管は、皮膚のすぐ下にあるため、リンパを効果的に押し流すには、そっと優しく、皮膚を撫でる/さする刺激が適度な刺激となります。

「もっと流したい!」「たくさんむくみを取りたい!」と、強く押しながら撫でてしまうのは、効果的ではありません。

リンパマッサージを行う際は、ゆっくりと優しい刺激でマッサージすることが、効果的です。

「経絡」リンパマッサージとは?

經絡図

リンパマッサージといっても、ここで紹介するのはただのマッサdsはありません。

その名も、「経絡リンパマッサージ」!

「経絡」とは、東洋医学の考え方で、全身に分布しているツボを結んだルート(流れ)のことを指しています。

リンパだけでなく、この経絡も一緒に刺激していくのが、経絡リンパマッサージです!

このマッサージを行うと、効果はマッサージした局所だけに留まりません。全身がポカポカしてきて、トイレが近くなったり、排泄リズムが良くなったりします。

それはマッサージが効いて、リンパの流れだけでなく、経絡の流れも整った証拠です。

我慢せず多めにトイレへ行き、その分、たっぷりと水分を取るとマッサージの効果も上がるでしょう。

それではまず初めに、むくみと関係の深い経絡について、ご紹介していきます。

水分代謝と関係の深い「腎」

腎のイラスト

「腎」と聞いて、「腎臓のこと?」と想像されると思います。東洋医学における「腎」とは、西洋医学における「腎臓」と同じ役割の他に、別の働きもあるものと定義されています。

「腎」というのは、東洋医学における五臓六腑の中の一つ。

その働きは大きく二つあります。

①生命エネルギー源の保存

②水分代謝の主役

この②が、経絡リンパマッサージにとって、非常に大切な働きです。

西洋医学における腎臓も、血液から不要な水分と老廃物をろ過して、排泄を司っている内臓です。

同様に東洋医学の腎もまた、水分代謝の主役として働いてくれています。

そのため、これからご紹介していく経絡リンパマッサージは、まずこの腎のツボを刺激していくところからスタートです。その後、脚の付け根や鎖骨などのリンパ節の滞りを取り除くマッサージをして、どんどんリンパを流し込んでいきます。

全身のむくみをスッキリさせるリンパマッサージ!

1.足裏のツボをおす

足の裏の硬い部分を中心に両親指を使っておす。足の人差し指の下に位置する「湧泉」というツボは、むくみにとくに効果的

足裏のつぼ湧泉をおす

2.足のリンパをさする

足首に両手のひらをあてて、脚の内側をリンパの流れに沿って脚の付け根(そけいリンパ節)に向かって、やさしくさする。左脚も同様に

脚の内側をさするリンパマッサージ

3.そけい部をさする

仰向けになりひざを立て、両手のひらでそけいリンパ節を外側から内側へ向けてさする。ここが硬い場合、まず付け根を親指でおしてからさするとよい。

鼠径部をさするリンパマッサージ

4.首のリンパをさする

首のリンパをさする

1、親指以外の4本の指を耳の後ろにあて、肩先に向かってリンパを流す
2、次に耳の後ろに4本の指をあてて、そこから鎖骨リンパ節に向かって流す
3、仕上げに両手のひらでフェイスラインに沿って、耳の下のリンパ節に向かって軽くさする

効果が出にくい場合は、さらに全身のリンパマッサージ を行うか、カウンセラーにご相談ください。

ここで紹介した方法は、渡辺佳子の著書「きれいなカラダに変わるリンパマッサージダイエット―気持ちよくできて、効果が上がる1日10分」から一部抜粋して紹介しております。

より詳しい内容は書籍をご覧ください。


プロフィール画像
この記事を監修した人
渡辺 佳子 (わたなべ けいこ)

(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。