リンパマッサージ後に下痢っぽくなるのは何故?
足の甲のむくみの解消には、マッサージがおすすめ!
足の甲のむくみはマッサージで解消しよう。
適度な筋肉もありながら、むくみ知らずで、スラリとした細い足。そんな足に憧れる女性は少なくありません。
細さはとても大きな要素ですが、メリハリは欲しいところ。適度な筋肉がありつつ、むくみがないことは、美しい足のラインを維持する為には、とても重要です。
そして、細く見せたい部位である、太ももや、膝周り、足首などがスッキリしていることも重要です。
その中でも「足の甲」は、実は外せないパーツのひとつで、意外と皆さん、むくみがひどいとか、足の甲が、むくみでパンパンに張っているなど、密かにお悩みになっている方も多いと思います。
このコラムでは、美しいディテールの足の甲を取り戻すための、足の甲のむくみ解消マッサージをお伝えします。
足の甲はむくみで、大きさが変わります!
夕方位から夜に向かってどんどん太く、重くなっていく足。
長時間のデスクワークや立ちっぱなしの仕事を続けていると、足の甲がむくみでパンパンになって、履いている靴が窮屈に・・・(泣)
あまりにもひどいと、朝履いていた靴が夕方は履けなくなることも。
それでも靴に無理やり足を押し込んで履いてみるも、ぷっくりとふくよかになっている足の甲。靴との境目の肉が盛り上がり、美しい足には程遠い状態に。
朝と夜で足の太さが違う場合、その足の甲にあるその肉は、脂肪ではありません。
その正体はむくみ。余分な水分が溜まった「むくんでいる」状態なのです。
足の甲のむくみの原因はなに?
足をスッキリさせたいなら、むくみの改善に取り組んでみる価値はあります!
むくみの改善に取り組む前に、なぜ足がむくむのかをご説明します。
むくみとは、余分な水分が溜まっている状態です。
むくみの原因となっているものは血液の中にある水分で、流れがよどむことで血管の壁から染み出て、細胞の中にたまっている状態です。
その余分な水分は静脈で90%が回収されます。また、静脈とほぼ伴走しているリンパが残りの10%を回収して、最終的には心臓へと戻していきます。
足は心臓から遠く、地球の重力によって、体の血液は一番低いところにある足にとどまりやすくなります。
それを効率的に心臓に戻すために、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たしています。ふくらはぎの筋肉を使うことで血液は心臓に戻っていくのです。
しかし、運動不足でふくらはぎの筋肉をあまり使わない状態が続くと、むくみが起こるのです。
またむくみは疲れやストレスとも関係があります。詳しくはむくみとストレスの意外な関係をご覧ください。
足の甲にむくみを感じた時に注意したい病気
むくみは何らかの病気が原因で起こる場合もあります。
ー全身性のものー
足だけではなく、顔や手、背中など全身が、むくむことがあります。
- 低栄養
- 腎不全
- 心不全、心負荷
- 薬剤生
- 腹水などがたまる病気(肝不全、甲状腺機能低下症、副腎皮質ホルモンの異常症などの内分泌疾患、関節リウマチなどのアレルギー疾患など)
ー局所的なものー
足がむくんだり、赤く腫れたり、熱や痛みを伴う場合もあります。
- リンパ浮腫
- 深部静脈血栓
- 下肢静脈瘤
- 蜂窩織炎
- 腫瘍
- 筋内血腫
- 皮膚の病変
- 体位によるもの
いずれも足の甲のむくみが長期間続くような場合は、念の為、病院へ行って、精査してもらうことをお勧めします。
足の甲のむくみが気になる人は、半健康症候群の可能性も
足の甲が慢性的に浮腫んでる人は、半健康症候群の可能性があります。
半健康症候群とは東洋医学の未病という概念と西洋医学の病気の概念の中間にある、病気ではないけれど辛い状態のことを指す状態です。
半健康症候群は自覚があまり出づらく本人も気づかずにいることが多い状態です。
中でも首コリはその代表例で首がかなり凝っている状態 = 半健康症症候群であると言えるほど、日々の体調や身体の不調に大きな影響を与えています。
自分で首コリを診断するのは非常に難しいため、LINEで簡単にできる、チェックテストをご用意しました。下記のバナーをクリックしてぜひご自身の首の状態を調べてみてください。
足の甲のむくみを解消する体質改善は、生活習慣の見直しを!
むくみを改善するための、生活習慣のポイントをご紹介します。なるべく生活に取り入れて、むくみづらい習慣を身につけましょう。
- 適度な水分を摂る
水分の摂り過ぎでむくみやすくなるわけではありません。水分不足はかえって、体に水分を溜め込もうとしてしまい、逆効果です。適度な水分を取るように心がけましょう。 - 利尿作用や糖質の多い水分は控える
利尿作用のあるお茶やコーヒーは、体内の水分を余分に排泄させてしまうので注意。
ジュースなど糖質の多めのものも控えましょう。 - 足を心臓より高くして寝る
夜寝る時に、足を心臓の高さくらいに高くすると、静脈の血流はよくなり足のむくみは解消されやすくなります。 - ふくらはぎの筋肉を使う
ふくらはぎの筋肉は、足に溜まった血液や水分を流してくれるポンプのような役割をしています。足首を回したり、立ったり、座ったりして、適度にふくらはぎの筋肉を動かしましょう。 - 塩分の摂り過ぎや喫煙を控える
塩分の摂り過ぎは、体内の水分と塩分のバランスを崩し、むくみやすくなります。
またタバコに含まれるニコチンは、毛細血管の働きが低下して、血流が悪くなります。
塩分の摂り過ぎや喫煙は控えましょう。 - 冷え対策
寒い季節だけではなく、夏も冷房で冷えないように防寒対策を心がけましょう。
お風呂にしっかりと浸かって、体を温めるのもおすすめです。
足の甲のむくみを解消するマッサージ
このプログラムは、足の甲のむくみ改善のためのマッサージ プログラムです。
足の甲という部分的なむくみの状態ですが、足全体の流れもよくしていくことが、部分的な改善につながります。
ーマッサージを始める前の注意点ー
- 施術する部位や手は清潔にしてから行う。
- 食後2時間以内、飲酒後は避ける。
- ケガや皮膚トラブルがある場合はその場所を避ける。
- 重症な病気や発熱、妊娠初期、過度の疲れの際は控える。
- 症状がひどい時や、効果がない場合はすぐに専門家に相談を。
上記の注意点を守って、各プロセス1分を目安に気持ちの良い強さで行いましょう。
また足の甲のマッサージで使う手技については、リンパマッサージの基本手技をプロが徹底解説を参考にしてください。
- 足の付け根を押す足の付け根に、反対側の手のひらをあて、片手を重ねて足の付け根を押す。反対側も同様に行う。
- ひざの裏を押すひざを包むようにひざ裏に両手の4本の指をあて、上体を後ろに傾けながらひざの後ろを押す。反対側も同様に。
- 足全体をさする足首に手に両手のひらをあて、足の付け根に向かって両手で同時に足全体をさする。反対側も同様に。
- 足の甲をさする足の甲(足の指と指の間)を左右の親指で、指のつけ根から足首に向かって交互にさする。反対側も同様に。
- 足の甲を押す足の甲(足の指と指の間)を指の付け根から足首にかけて、親指で押す。反対側も同様に行う。
ここで紹介した方法は、渡辺佳子の著書「メディカルリンパマッサージ」から一部抜粋して紹介しております。より詳しい内容は書籍をご覧ください。
あまり変化が見られない場合は、病気が潜んでいる場合もありますので、専門家にご相談ください。
まとめ
足の甲は、ふくらはぎなどと比べると、むくみがわかりづらい部位です。その足の甲がむくんでしまっている・・・ということは、むくみの程度としては、重い部類になります。
むくみは体からのSOSのサインです。ただし、足の甲がむくんでいても、つらい痛みが起きたりはしないので、あまり気に留めないかもしれません。
しかしそのサインに気がつくかどうかが、美しさや健康を維持できるかどうかの分かれ道でもあります。
いつまでも元気で美しくいられるように、足の甲を体調の変化の目印として、毎日チェックして、マッサージを楽しみながら行ってください。
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この記事は私たち銀座ナチュラルタイムが執筆•監修しました。
銀座ナチュラルタイムは銀座で25年の歴史を持つ鍼灸リンパマッサージ治療院です。
豊富な臨床経験と国家資格を持つ先生があなたのお身体の悩みを丁寧にお聞きして、オーダーメイドの施術で解決まで導きます。
足の甲のむくみや、首こり、腰の痛み、疲れやすいなど、お身体の悩みだけでなく、日々のパフォーマンスを上げたいなど 様々なニーズにお応えします。
総院長の渡辺 佳子は書籍70冊、監修書籍1000冊を超える経絡リンパマッサージの第一人者。
美は健康の最上級 というコンセプトのもと、治療指針を設計します。身体が変わることで人生が変わったとおっしゃる、患者様を私たちはたくさん見てきました。
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(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事 銀座ナチュラルタイムグループ 総院長 現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。 経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。