【開催報告】築地本願寺KOKOROアカデミー銀座サロンにて、夏の腸活リンパケア講座を行いました
【開催報告】築地本願寺KOKOROアカデミー銀座サロンにて、心と自律神経を整えるケア講座を行いました
築地本願寺KOKOROアカデミー銀座サロンにて、心と自律神経を整えるケア講座を行いました
9月9日、築地本願寺KOKOROアカデミー銀座サロンにて、銀座ナチュラルタイム総院長・渡辺佳子先生による「経絡リンパマッサージ講座」が開催されました。今回のテーマは「心と自律神経を整えるセルフケア」。季節の変わり目に起こりやすい心身の不調を、東洋医学と西洋医学の両面から紐解き、経絡リンパマッサージのセルフケアによる実践法を学ぶ機会でした。
経絡リンパマッサージとは
経絡リンパマッサージは、東洋医学の“経絡・ツボ”と、西洋医学の“リンパマッサージ”を組み合わせた独自のケア法です。自然治癒力を最大限に引き出し、病気になる前に体を整えることを目的としています。ツボ刺激とリンパの流れを促すテクニックを用いることで、心身の不調や季節特有の悩みをリセットし、健やかで美しい状態へ導きます。
季節の変わり目に出やすい不調とは
講座の冒頭では、季節の変わり目に出やすい不調として、「不眠」「肩こり」「胃腸の不調」「だるさ」「めまい」さらに「ストレスを感じやすい」「やる気が出ない」「集中力が続かない」「食欲が低下する」といった、鬱のような手前ともいえる症状についてお話しされていました。
特に9月は夏の疲れが出やすく、涼しくなるのも遅くなっているので、最近では「夏バテ」から「秋バテ」と時期も変わってきました。
こういった身体の不調は、気温の変化により、自律神経に関係して心身のバランスが崩れやすいのです。
東洋医学から見た心と体
渡辺佳子先生からは、五行と感情・身体の状態と関係性についての解説がありました。
東洋医学では、腎が虚すると「怖がり」に、肝が実すると「イライラ」し、脾が虚すると「思い悩みやすく」、肺が虚すると「悲しみ」を抱えやすくなるなど、心と臓腑の関係性をお話しして下さいました。
さらに、内臓の冷えは全身の機能の低下につながるため、セルフケアの中でも手先や足先のケアが大切。また食事の面では、身体を冷やす野菜の過剰摂取は冬の不調につながることも指摘されました。
東洋医学の基本は「バランスと調和」が重要です。それらを心がけることで病気予防につながるとお話しされ、受講されている方々も理解されていました。
西洋医学の視点から
続いて、自律神経の働きについても解説がありました。交感神経と副交感神経の乱れは、不眠や慢性的な疲労の原因となります。
リラックスを意識することは、良質な睡眠のためには不可欠です。またリンパの流れを整えることで、血流促進や筋肉の緊張緩和、むくみ改善、そして免疫力向上にも役立ちます。
心と自律神経を整えるセルフケア
後半は経絡リンパマッサージのセルフケア実技です。今回は、腕・お腹・肩周り・首を中心に、すぐに取り入れられるケア方法を受講生の方々にお伝えしました。
永井政道先生が実際にセルフケアを実演しながら、解剖学や生理学の観点からも丁寧に分かりやすく解説。受講された方々も真剣に取り組まれ、一人ひとりにツボの位置や手の密着性を直接お伝えする場面もありました。「自分の体を理解しながら実践できる」「丁寧に教えてくれるので分かりやすい」と、多くの方に喜ばれていました。
次回のご案内
経絡リンパマッサージの第一人者である渡辺佳子先生から直接学べる講座は、毎回大変好評です!
日常に取り入れやすいセルフケアを身につけることで、心身を健やかに保つヒントが得られます。
次回講座の詳細は、10/7(火)10:30- KOKOROアカデミー公式サイト にて受付中です!
人気のため満席になることも多くございますので、ご興味のある方はぜひお早めにご確認ください。