足首のむくみ・太さの原因とセルフマッサージのやり方|5ステップ
背中や二の腕にできる、丸く濃い痕。「あれは一体何をしているの?」「効果があるのかよくわからない」——カッピング(吸い玉)は、知っているようで実はよく知られていない施術です。
銀座で国家資格を持つ鍼灸師の立場から、効果の考え方や痕の正体、そして「意味がない」と言われる理由まで、正直にお伝えします。

カッピングは、ガラス製や樹脂製のカップの中を火や吸引器で陰圧(真空に近い状態)にし、肌に吸着させる施術です。
美容分野では「カッピング」、鍼灸の現場では古くから「吸い玉」とか「吸角」と呼ばれてきました。呼び方は違いますが、中身は同じ技術です。
東洋医学では、皮膚の下に滞ったこの状態を「瘀血(おけつ)」と呼びます。
瘀血は血や巡りが滞ったサインとされ、肌のくすみ・クマ・ニキビや、首肩こり、腰の張りと関係が深いと考えられてきました。
カップで肌を引き上げることで、滞っていた部分に強い流れを一時的に促すと考えられています。これが、カッピングの基本的な仕組みとされています。
【現場から】実際に施術をしていると、吸い玉の痕の色や消え方は本当に人それぞれだと感じます。デスクワークで肩まわりが硬くなっている方ほど、色が濃く出たり、消えるまでに時間がかかったりする印象があります。だからこそ痕の状態は、次の施術やセルフケアの目安としてお伝えするようにしています。(渡辺佳子)

カッピングは東洋医学に基づく施術のため、現代医学の臨床試験のような数値データはまだ十分ではありません。そのうえで、鍼灸の現場で経験的に期待されている効果は、主に次の3つです。
局所の血管を広げて血流を促すことで、栄養補給や老廃物の排出を後押しすると考えられています。
経絡やツボ、反射帯への刺激を通じて、内臓の働きや体の巡りを整えることを目指します。
強い刺激ではなく心地よい圧のため、自律神経のバランスを整えるサポートになると考えられています。

「カッピングは意味がない」「エビデンスがない」という声を目にすることがあります。
正直にお伝えすると、カッピングは東洋医学の考え方に基づく施術であり、現代医学の大規模な臨床試験によって効果が実証されているわけではありません。ここは誠実にお伝えしておきたいポイントです。
一方で、2000年以上前から続くこの技術が今も現場で選ばれ続けているのは、多くの方が体感として「軽さ」や「巡りの変化」を感じてこられたからでもあります。
ナチュラルタイムでは、国家資格を持つ施術者が肌や体の状態を見極めながら圧や時間を調整するため、自己流の吸い玉グッズとは異なる、安全性と精度を重視した施術を行っています。
「効くかどうか」を過度に断定するのではなく、まずは体感していただくことが、いちばん誠実な答えだと考えています。

これらは東洋医学の考え方の中で古くから用いられてきた場面であり、特定の病気の治療を目的としたものではありません。高血圧や不整脈など持病がある方、体調に不安がある方は、必ず事前に医師にご相談のうえお受けください。

慢性的な首こりは、体からの重要なサインの一つ。病気ではないけれど辛い「半健康症候群」のセルフチェックを、LINEで簡単に受けられます。気になる方はぜひ試してみてください。

Qエステサロンのカッピングと、鍼灸院のカッピングは何が違いますか?
銀座エリアにはエステ系のカッピングメニューも数多くありますが、当院のカッピングは国家資格を持つ鍼灸師が、経絡やツボの考え方に基づいて部位や圧を判断しながら行う点が異なります。美容目的だけでなく、首肩こりや冷えなど体の不調にも対応できるのが、鍼灸師によるカッピングの特徴です。
Q痕はどのくらいで消えますか?
個人差はありますが、目安は2〜3日〜10日程度です。血行不良や代謝が落ちている場合は、消えるまでにもう少し時間がかかることがあります。温泉やプールなど肌を見せる予定がある方は、日程から逆算して余裕を持って受けるのがおすすめです。
Q施術後に気をつけることはありますか?
施術当日は湯船よりシャワー程度に留め、水分をこまめに補給してください。持病がある方や体調に不安がある方は、事前に医師へご相談のうえお受けいただくと安心です。

カッピングは血流を「起こす」施術、リンパマッサージは起きた巡りを「流していく」施術です。
ナチュラルタイムでは、この2つを組み合わせることで、コリや不調の緩和、体質改善につながりやすくなると考えています。
実際に、経絡リンパマッサージを単体で受けるより、カッピングと合わせて受ける方が「体が軽くなった」という声を多くいただきます。
銀座ナチュラルタイムは、銀座駅から徒歩1分、銀座で30年、経絡リンパマッサージと鍼灸を専門にしてきた治療院です。総院長の渡辺佳子は、著書・監修書籍合わせて1,000冊を超える経絡リンパマッサージの第一人者。国家資格を持つ施術者が、お一人お一人の体の状態を見ながら、カッピングと施術を組み合わせたオーダーメイドのケアをご提案します。
「足すより、巡らせる。」——巡りを整えることから、内側から軽く、きれいな体を目指しませんか。
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長 一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事 東京医療専門学校 教員養成科 オイルマッサージ臨床学の非常勤講師を長年務める。 経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。