コラム

リンパマッサージで痩せる!ダイエットしたい人の全身リンパマッサージ

目次

ダイエットしたいなら、まずは全身リンパマッサージ!

外に出る機会が減ってしまい、体の不調で悩んでいませんか?

  • □ダイエットをしても体重が落ちにくい
  • □通勤がなくなり、在宅ワークで動かなくなって体が重い
  • □顔の色がツヤがなくなり、吹き出物ができる
  • □お腹周りのぜい肉がつきやすくなった
  • □ゆとりのある服を選び、体の締まりがなくなってきた
  • □化粧品を使っても肌荒れが改善されない

ひとつでも当てはまったものがあればリンパの流れが滞っているかもしれません。
体内を流れているリンパは滞ると、体にあらゆる不調が現れます。

リンパの流れが悪い状態とは、足に靴下の跡がつくくらいむくんでいる、鎖骨が出ていない、下半身だけが太い、体のどこかだけが目立ちバランスが悪くなっているということです。

本来は私たちの体は、骨格に合った体が美しく健康的であるとされています。

運動不足、暴飲暴食、睡眠不足、ストレスなどあらゆることが影響され、コリ、疲れ、肌荒れ、など不調として現れ、そのままの状態が続くと病気になってしまいます。

ダイエットしたい人も、リンパが滞っていては、せっかくの努力が実を結ぶことがないかもしれません。本格的なダイエットを成功させる為にも、リンパマッサージで、全身を整えることは大切です。

このコラムでは、ダイエットを成功させるために必要な、全身のリンパマッサージの方法をお伝えします。

リンパとは

全身のリンパ図

リンパは免疫器官で、体に侵入した細菌、ウイルス、がん細胞などの異物から体を守っています。

体全身に網目のように張り巡らされているのリンパ管、リンパ管を流れるリンパ液、流れてきたリンパ液を浄化する役割を果たすリンパ節、さらに胸腺、脾臓などの特殊なリンパ性器官を総称してリンパ系と呼ばれています。

リンパには大きく分けて二つのリンパが存在します。

体表の近い所を流れている「表在リンパ管」と筋肉の中の奥深くを流れている「深部リンパ管」です。
表在リンパ管は静脈に沿って走ることが多く、皮膚に近い皮下組織などに存在します。
そして、深部リンパ管は、深い層の動脈、静脈を伴う太いリンパ管です。

これらのリンパ管は、途中で膝や鼠蹊部などにあるリンパ節に流れ込み、リンパに含まれる老廃物や余計な水分の大部分が除去されます。

体中を組まなく流れているリンパは、血液が細い血管から太い血管へと流れていくように、リンパも細いリンパ管から太いリンパ管へと流れていきます。そして、太いリンパ管は、最終的には鎖骨あたりのリンパ本幹と呼ばれる太いリンパ管に至り、静脈へと流れていきます。

リンパ管の図

リンパ管は静脈と同じように内側に弁があり、リンパの逆流を防いでいます。リンパは血液のように心臓の動きによって流れていくのではなく、リンパ管を取り囲む筋肉が収縮することで、リンパを流しているのです。 

筋肉が凝って硬くなっていたり、運動不足で筋肉を使っていなかったりすると、必然的にリンパの流れが悪くなります。

体の表面から深い所のリンパをマッサージして流すことで、自然に細いリンパの流れまでをよくし、体の中のリンパの流れを効率的に活性化させます。

リンパマッサージの効果について

リンパマッサージを受ける女性

リンパの流れが悪いと、痩せようとダイエットを頑張っても痩せにくかったり、むくんでしまったり、顔の色も悪くなってしまったり、下腹が出てきてしまったりと体への影響が大きくなります。

また、疲れやすかったり、ついイライラしてしまったりと性格にも影響を及ぼすこともあります。

体の構造上、同じ身長で痩せているか、太っているかの違いは生活習慣に差があるからかもしれません。今の体を作り上げるのに、何十年もの時間が費やされてできています。

リンパは寝ているだけでも静脈が流れる力でゆっくりと流れています。その他に、運動して筋肉を動かすことで流れていきます。ただ、じっと同じ姿勢で過ごしていたり、家の中だけで過ごしてしまうとリンパの流れも滞りやすく、体の中に老廃物も溜まっている状態になります。

生活の中にリンパマッサージを取り入れていくとリンパが流れ、体に蓄積している老廃物の排出を促し、血液の流れも良くなり、滞っていた所がスムーズに流れていきます。

さらに毎日取り入れて行くことで太りにくい体質、凝りや疲れも解消しやすくなり、痩せやすい体へと変化していくでしょう。日々の小さな積み重ねが、健康で美しくいるためには、とても大切なのです。

全身リンパマッサージ前に行うチェックプログラム

 体の滞りをチェックする

滞り度チェック

では、今のからだの状態はどのレベルかチェックしていきましょう。リンパマッサージでの効果を出すにはどれくらい期間が必要かの参考にしてみてください。

  • □最近足がむくむことが多い
  • □お肌がくすんでいる
  • □最近体重が増えてきている
  • □肩こり、首こりが気になる
  • □集中力がない
  • □手足が冷える
  • □朝起きると顔が疲れている
  • □生活が不規則である
  • □体が硬い
  • □最近疲れが取れない
  • □やる気やバイタリティがない

チェック1~3個 滞り度30%

まだまだ体の流れは良い状態です。美容の油断をするとトラブルが気になりやすくなってしまいます。マッサージで気になる部分を磨きをかけていきましょう。集中して短期間での体の変化が期待できます。

チェック4~6個 滞り度60%

体と心からSOSが出ていませんか?

疲れが取れない方はあいた時間を利用して音楽を聴いたり、お茶を飲んでリラックスしましょう。さらに日々の疲れを解消して行くためにも、全身マッサージを毎日行うことで、体の不調が緩和されていきます。

チェック7個以上 滞り度90%

自分でも体の滞りを感じているのではないでしょうか。体の内側から体質改善をする必要がある状態です。リンパマッサージで体の循環を作り、ウエイトダウンからしていきましょう。何十年と蓄積された滞りを改善するには、長期間かかることがあります。まずは1ヶ月毎日リンパマッサージを行ってみましょう。日常生活にマッサージを取り入れ、計画的にリンパマッサージを行なうことが理想の体への近道です。

より効果的なマッサージをするために注意

マッサージを行う前の注意事項

マッサージをする前に基本的なコツと注意点があります。事前にチェックをしておきましょう。

  • マッサージは体のバランスを考えて、左右、上下など、同じ時間、同じ回数を行なう
  • 心臓から遠い、手先や足先などからスタートします
  • バスタイムやお風呂上がりなど、体が温まっているときがより効果的
  • オイルやボディジェルを使えば、滑りがよくなり、マッサージの効果もアップします
  • 効果をあげるため、できるだけ皮膚に直接触れながら体を使って行いましょう
  • リンパの流れをよくするマッサージです。必ず方向を正しく各リンパ節に向かって行いましょう
  • 食後2時間以内や飲酒後は控える
  • 病気やケガをしている時は控える
  • 妊娠の可能性があるときや、妊娠初期には行わないこと
  • 肌に傷やトラブルがある場合は、その場所を避けてマッサージを行なうか控える
  • マッサージをしても症状が改善されない、または悪化した場合は、専門家に相談をしましょう

ダイエットを始める前に行う、全身リンパマッサージのやり方

リンパマッサージで使う手技については、リンパマッサージの基本手技をプロが徹底解説を参考にしてください。

1.体の中心を押して、さする 

  1. 膝を立てて仰向けになり、四指をみぞおちにあてます、そこから鼠径部まで手の位置を少しずつずらしながら腹部のリンパを押します。
  2. みぞおちから鼠径部まで体の前面の中心を、手を左右交互に動かしながら四指でさすります。
  3. 鼠径部を両手の四指で何点か押したあと、鼠径部にそって、外側から中心にむかってさすります。

2.おへそから指3本外側のラインを押して、さする 

お腹のリンパマッサージ

  1. おへそから指3本分外側のラインを、胸から鼠径部まで四指を立てて押します。
  2. 同じラインを手を左右交互に動かしながら手のひらでさする。

3.ひざ裏を押して、ふくらはぎをさする 

膝裏を押して、ふくらはぎをリンパマッサージする

  1. ひざ裏の膝窩リンパ節を両手の四指で押します。
  2. 両手のひらをふくらはぎの裏側にあて、足首から膝まで手のひらを使ってさすりあげます。

4.鼠径部を押して、太ももをさする 

鼠径部を押して、太ももをさする

  1. 両手のひらを重ねて、鼠径リンパ節を体重をかけて押していきます。
  2. ひざから鼠径部までを両手交互に動かしながら、手のひら全体全体でさすります。

5.頭の重みを使って首筋を押して、さする 

首のリンパマッサージ

  1. 手のひらの付け根を耳の下にあて、頭を手のひらに乗せて頭の重みを利用して頸部リンパ節を押します。手の位置を少しずつずらして、鎖骨まで押します。
  2. 四指で、耳の下から肩に向かってさする。

6.鎖骨の周辺を押して、さする 

鎖骨周辺のリンパマッサージ

  1. 片側の鎖骨の上のくぼみを、反対の四指で押します。次に肩先から中央に向けて、鎖骨の上をさすります。
  2. 鎖骨の下を中央から、わきに向かって位置を少しずらしながら四指で押します、次に鎖骨の下を中央からわきへさすります。

7.わきを押して、腕とバストをさする 

脇周辺のリンパマッサージ

  1. 片手の四指で反対側のわきの下(腋窩リンパ節)を押しましょう。
  2. 片側のバストの上に反対の手のひらをあて、バストの丸みに合わせて、バストの中央を通りわきまでさります。
  3. 片手の手で反対側の手首をつかみ、手首から腋窩リンパ節に向かって腕の表面を手のひらでさすりあげます。

8.背中からヒップラインを押して、さする 

背中、ヒップラインのリンパマッサージ

  1. 背中から背骨の下についている仙骨まで手のひらで押します。
  2. 手のひらで背中から腰、お尻の下までまっすぐさすり、次にヒップラインの丸みに沿って腰までさすります。
  3. 脚、腕、お腹、背中と全身をまんべんなく叩きます。

まとめ

今回はダイエットで痩せたいと願う方向けに、ダイエットの効果を最大限高める、全身リンパマッサージの方法をお伝えしました。

リンパの働きを活性化することでの免疫力をあげることもできます。日常生活でのストレス、体の疲れ、むくみ、冷えなどをリセットしてあげることで、美しく理想の体になっていきます。

セルフケアの方法を紹介しましたが、本格的なリンパマッサージの施術を受けてみたい方はこちらからご予約もできます。

セルフケアとして、手の動かし方や、圧の強さなど、もう少し詳しいお話をお聞きしたい方は、こちらから、オンラインセルフケアコースをご予約ください。

ここで紹介した方法は、渡辺佳子の著書「セレブなボディをつくる 体内リンパ ダイエット」から一部抜粋して紹介しております。より詳しい内容は書籍をご覧ください。

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この記事を監修した人
渡辺 佳子 (わたなべ けいこ)

(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。