【プロ監修】首こりの解消法を完全ガイド|原因・マッサージ・ストレッチ・ツボ・症例まで

全身に張り巡らされたリンパは、身体を守る大切な役割があります。
このリンパは、身体の中で何らかの異変が起こった時に、腫れてしまうことがあります。またリンパの腫れた部分を押して痛かったり、発熱や、頭痛、食欲不振が起こることもあります。
リンパが腫れてしまう原因は、腫れた場所や状態によってさまざまです。その中には、ストレスや生活習慣の乱れが関係していると考えられるケースもあります。
このコラムでは、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師として30年の臨床経験をもとに、なぜストレスがリンパの腫れに関わるのか、そのメカニズムをわかりやすくお伝えします。
また、日常でできる対処法と、病院受診を検討すべき症状の目安についても解説します。
リンパとは、リンパ液・リンパ管・リンパ節などの総称です。体内に細菌や病原体が侵入するのを防ぐ免疫機能と、不要な水分や老廃物を回収する働きを担っています。


持続的なストレスを感じると、脳からストレスホルモン(コルチゾールなど)や神経伝達物質が分泌され、白血球の中のリンパ球の働きが低下すると考えられています。
その結果、免疫機能が低下し、ウイルスや細菌などの異物が体内に侵入しやすくなります。身体を守ろうとしてリンパ節が異物に反応するため、腫れが生じることがあります。
ストレスとむくみの関係については、こちらのコラムも参考にしてください。

リンパが腫れる原因は、ストレスだけではありません。
喫煙・過度の飲酒・疲労の蓄積・睡眠不足といった生活習慣の乱れも、免疫力の低下を招き、リンパが腫れやすくなる一因と考えられています。
また、運動不足などで筋力が低下している場合も、リンパの流れが滞りやすくなり、腫れが起きやすい状態につながることがあります。
一方で、リンパの腫れが深刻な疾患のサインである場合もあります。以下では、特に注意が必要な疾患と、受診を検討すべき症状の目安をお伝えします。
以下の疾患は、リンパの腫れと関連する場合があることが知られています。ただし、これらの診断は医師が行うものです。「もしかして…」と不安を感じたら、自己判断せず医療機関へご相談ください。
以下のような症状がみられる場合は、深刻な疾患が背景にある可能性も否定できません。自己判断せず、早めに医療機関を受診されることをおすすめします。
以下は、上記のような受診が必要な症状に該当しない場合に、日常でできる一般的なセルフケアとしてご参考にしてください。これらは医療行為ではありません。症状が長引く場合は専門家へご相談ください。
1. 冷やす腫れに熱感や痛みを伴う場合は、まず患部を冷やします。冷却シートなどを使い、数分〜20分程度を目安に。冷やしすぎや、入浴での温めすぎにも注意しましょう。
2. 安静にするリンパの腫れを感じたら、まず安静にして様子をみましょう。激しい運動は控え、休養を優先してください。
3. 十分な睡眠と栄養を摂る睡眠不足や偏った食事は免疫力の低下を招きやすくなります。規則正しい食事と十分な睡眠で、身体を整えましょう。
4. 水分を摂るリンパの流れを促すために、こまめな水分補給を心がけましょう。利尿作用の強いカフェイン飲料やアルコールは水分不足になりやすいため、ミネラルウォーターや白湯がおすすめです。

ストレスにより免疫力が低下していたり、運動不足で筋肉を動かすことが少ない場合などでリンパが腫れている時は、リンパの流れを良くすることが重要です。
リンパの流れを良くすることは、自己治癒力をサポートして、免疫力が高まります。
また、不要物の回収と排泄を促します。
運動不足やストレスフルな状態、慢性的に不調を抱えている時は、その人自身が持っている自然治癒力も低下してしまい、リンパの流れが悪くなってしまいがちです。
そんなときは、リンパマッサージが改善をサポートする手段のひとつとして期待できます。
手で行うリンパマッサージは、とても身体に優しいケアです。
それも、部分的に行うより全身のリンパの流れをしっかりと流していくことが、早期改善の近道です。リンパマッサージによって、全身のリンパの流れが良くなると、思った以上の変化を感じることも少なくありません。以下のコラムを参考に、全身のリンパマッサージを行ってみてください。
セルフケアであまり改善が見れない場合や、慢性的な身体の不調を感じている方は、プロの手も借りてみてはいかがでしょうか?ご自分ではケアしきれない部分がある場合や、深部まで凝り過ぎて身体の硬い方には特におすすめです。
また、ストレスフルな毎日を送っている方は、積極的にリラックスする時間を持つことも、とても大切な健康管理の一つの方法です。
Q. リンパが腫れる原因にはどんなものがありますか?
ストレスや疲労の蓄積、睡眠不足、運動不足など生活習慣の乱れにより免疫力が低下し、リンパ節が腫れやすくなることがあると考えられています。ただし腫れの原因はさまざまであり、症状が続く場合は医療機関への受診をおすすめします。
Q. リンパが腫れたとき、病院受診を検討した方がよい目安はありますか?
痛みを伴わない腫れが数週間以上続く場合、2か所以上でリンパ節が腫れている場合、発熱を伴う場合、腫れが硬くなってきた場合、1週間経っても改善の兆しがない場合、膿が出る場合などは、早めに医療機関を受診されることをおすすめします。
Q. リンパが腫れたとき、自分でできるケアはありますか?
医療機関への受診が必要な症状に該当しない場合の一般的なセルフケアとして、患部を冷やす・安静にする・十分な睡眠と栄養を摂る・こまめに水分補給するという4つが挙げられます。これらは医療行為ではありません。症状が長引く場合は専門家へご相談ください。
Q. リンパマッサージはリンパの腫れに役立ちますか?
ストレスや運動不足によるリンパの流れの滞りが背景にある場合、リンパマッサージでリンパの循環をサポートすることが期待できます。ただし感染症や疾患が疑われる場合はマッサージを避け、まず医療機関にご相談ください。
Q. リンパの腫れはストレスで起こりますか?
持続的なストレスによってストレスホルモンが分泌されると、免疫機能が低下しリンパ節が腫れやすくなることがあると考えられています。またストレスによる筋肉の緊張がリンパの流れを滞らせ、腫れにつながる場合もあります。

ストレスは、リンパの腫れだけではなく、様々な病気を引き起こす要因になります。
ストレスを無くすことが難しい場合も、身体の状態を整えることで、気持ちに余裕が生まれ、精神的な部分のケアにもつながります。
ストレスや風邪・怪我などの日常的な要因以外でもリンパが腫れることがあります。「なんとなく気になる」という段階でも、早めに医療機関に相談されることをおすすめします。
ご自身の身体に目を向けることは、異変への早期気づきと、深刻な状態への進展を防ぐことにもつながります。
心身のケアは、ぜひ早めにはじめてみてください。
なお、リンパの腫れは自己判断が難しいこともあります。
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師など国家資格を持つ専門家への相談も、選択肢のひとつとして覚えておいていただければ幸いです。
銀座ナチュラルタイムは、銀座で30年の歴史を持つ鍼灸・経絡リンパマッサージの治療院です。

総院長の渡辺 佳子は、鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持ち、経絡リンパマッサージの著書は70冊以上、監修誌は1,000誌を超えます。東京医療専門学校での教育経験も持つ、この分野の専門家です。
「むくみや腫れが気になるけれど、どこに相談すればよいかわからない」そのようなお悩みも、まずはお気軽にご相談ください。
お身体の状態をていねいにヒアリングしたうえで、おひとりおひとりに合ったご提案をいたします。
なお、診察・診断は医師が行うものです。医療機関への受診が必要と判断される場合は、その旨もあわせてお伝えするよう努めています。
はじめての方も、LINEから24時間いつでもご予約いただけます。まずはお気軽にどうぞ。
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長 一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事 東京医療専門学校 教員養成科 オイルマッサージ臨床学の非常勤講師を長年務める。 経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。