鼠径部リンパマッサージで、むくみのない、キレイな脚を目指す!

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美脚のポイントは足の付け根にあり!

鼠径部(そけいぶ)は、足の付け根の部分で、デリケートな場所なので、他人に触られるのは、抵抗がある人も多いと思います。

そんな人におすすめなのが、ご自身で行うセルフケアの鼠径部リンパマッサージです。

美脚をめざす為には、足の付け根にある、鼠径部のケアは欠かせません。

鼠径部は体の前面に位置していて、両手でリンパマッサージしやすい場所でもありますので、基本のやり方を覚えて、毎日リンパマッサージ行えば、結果も出やすいです。  

それでは実際のリンパマッサージをご紹介する前に、まずは鼠径部の場所や構造についてお伝えします。

鼠径部の場所や構造はどうなっているの?

鼠径部のイラスト

鼠径部の解剖学的位置と構造のお話をします。
鼠径部は大腿部の付け根にあり、下腹部の中央(恥骨の外側)に位置します。

この部位は深いところには、厚くて強い、鼠径靭帯があります。鼠径靭帯は、骨盤の腸骨の上前腸骨棘(きょく)と、恥骨結節についています。

鼠径靭帯の内側寄りには、この靭帯の上縁を鼠径管が通っています。
鼠径管の中には、男性では精索が、女性では子宮円索が通っています。
鼠径靭帯の下には、血管裂孔と筋裂孔があります。

血管裂孔には、大腿動脈や大腿静脈などの太い血管や、陰部大腿神経や、リンパ管などが通っています。よって、鼠径部をしっかりと押すと、拍動を感知することができます。

筋裂孔には、大腿神経や外側皮神経などの神経や腸腰筋も通っています。

鼠径部は、このほかにも、体幹と脚にある血管やリンパ管の通り道でもありますし、鼠径リンパ節もあります。

少し専門的なお話になりましたが、鼠径部は、このように とても大切な血管や神経、筋肉などが位置する重要な場所であることがお分かり頂けたと思います。

鼠径部のリンパマッサージは、特にデスクワークの人におすすめ!

デスクワークは、鼠径部を圧迫するので、鼠径部のリンパマッサージでケアすることがとても大切です。

仕事でパソコンやタブレットを使うのが日常的な世の中になり、長時間のデスクワークをされている方々が様々な不調の改善のため、当院にもご来院いただいています。

その方々に多く見られる症状やお悩みとして、首肩こりや目の疲れ、腰痛と並んで、足のむくみがあります。

この「足のむくみ」は、足のリンパの流れが滞っているだけではなく、鼠径部の状態とも関係しています。

椅子に座ってる姿勢は、重要な部位である 鼠径部を、屈曲することで、常に圧迫している状態にあります。

それゆえ、長時間、椅子に座っていると、鼠径部が圧迫され続け、下肢からのリンパの流れが滞り、足がむくんでしまいます。

また下腹部周りのリンパも鼠径部を通じて、胸管に流れ込むため、下腹部周囲も、むくんでしまい、太りやすくなってしまいます。

鼠径部のリンパマッサージは、脚やお腹のボディラインをスッキリさせたい人にもおすすめです。

お腹や足のリンパの流れに関係する鼠径部のリンパマッサージは、ダイエットのケアにも外せません。

足やお腹など部分的にマッサージをしても効果があまりみられない時は、鼠径部のリンパマッサージを加えて行いましょう。

お腹や足やせのケアにプラスして行うことで、さらにリンパの流れがよくなります。余分な水分や老廃物の回収が高まり、むくみが改善されて、代謝もアップします。

鼠径部に痛みや腫れを感じた時は要注意

鼠径部の痛みには要注意です。

鼠径部に腫れや痛みが現れる病気には、「鼠径ヘルニア」や「リンパ管炎」などがあります。

鼠径ヘルニア
鼠径部で、腸管や内臓脂肪、卵巣などが皮膚の下まで飛び出してしまう状態で「脱腸」とも呼ばれます。
どの部分に発生するかで、外鼠径ヘルニア、内鼠径ヘルニア、大腿ヘルニアに種類が分かれます。立っている時に感じる違和感やふくらみが、横になっている時にはあまり目立たないなどの特徴があります。

リンパ管炎
リンパ管内に細菌が入ってしまい、リンパ管やその周囲で炎症が起こる病気です。
急性リンパ管炎と慢性リンパ管炎に分類されます。急性リンパ管炎では、手足の傷から溶血性連鎖球菌・ブドウ球菌・レンサ球菌などの細菌細菌などの細菌が侵入が原因で起こります。感染した部分の皮膚にリンパ節に向かって伸びる不規則な赤い線が特徴。
その他に、リンパ腺の腫れや発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛なども症状として現れることもあります。

鼠径部に痛みや腫れ、ふくらみなどがあった場合や、重症な疾患がある可能性もあります。セルフケアを行う前に、専門家に相談しましょう。
その他、発熱や怪我をしている場合も、食後2時間以内はリンパマッサージを控えてください。

鼠径部のリンパマッサージ セルフケア デトックスプログラム

ここからは、鼠径部のセルフケアでできるリンパマッサージをお伝えします。
ここで紹介するリンパマッサージの特徴は、まずは、どのプロセスでも押す事で体内リンパにアプローチするところにあります。
これは東洋医学的なツボや経絡を刺激することになり、ヤセながら同時に内臓の調子もよくなっています。

足の内側をさするリンパマッサージ

  1. 足の内側をさするリンパマッサージ両手を重ねて鼠径部をゆっくりと押す。(5秒かけて押す)
  2. 足の内側をさすりやすいようにひざを立てて、少し外側に寝かせる。
  3. 次に手を軽くにぎり、足首にあて、こぶしを回転させるように両手を交互に動かしながら、
  4. 鼠径部までさすり上げる。(5回さする)

足の裏側をさするリンパマッサージ

脚の後ろ側をさするリンパマッサージ

1.あおむけになり、片足を上にあげる。親指を上にして足をつかみ、四指で足の裏側を足首から太ももの付け根まで、手の位置を少しずつずらしながら押していく。(1カ所5秒ずつ押す。)

2.手のひらを足の裏側にあて、足首からお尻の下まで、両手を一緒に動かしながら5回さする。

鼠径部を押してさするリンパマッサージ

  1. 鼠径部をさするリンパマッサージひざを立てて、あおむけになる。鼠径部に四指をあて、外側から内側にむかって、鼠径部を四指で位置を少しずつずらしながら押す。(1箇所5秒)
  2. 鼠径部を外側から内側に向けて、四指でさする。(5回さする)

足の裏側をさするリンパマッサージ

脚の後ろ側をさするリンパマッサージ

  1. 四指をひざ裏にあて、ひざ裏の膝窩リンパ節を押す。(5秒かけて押す)
  2. 手のひらを足の裏側にあて、足首から足の付け根の鼠径リンパ節にむかって、手を左右交互に動かしながら、足の裏側をさする。(5回さする)

効果が出にくい場合は、カウンセラーにご相談ください。ここで紹介した方法は、渡辺佳子の著書「セレブなボディをつくる「体内リンパ」ダイエット」から一部抜粋して紹介しております。より詳しい内容は書籍をご覧ください。

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この記事を監修した人
渡辺 佳子 (わたなべ けいこ)

(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。