耳のリンパマッサージで、すっきりフェイスラインになろう!

目次

耳のリンパ(耳下腺リンパ節)をケアして、すっきり小顔に!

むくみのない、スッキリ小顔は女性の憧れです。特にフェイスラインをスッキリさせると、小顔に見えます。フェイスラインをスッキリさせる為の近道は、実は耳のリンパにあります。

耳のリンパとは、耳下腺リンパ節のこと。耳の下方に位置し、フェイスラインの始まり部分です。

フェイスラインは意識しても、耳下腺リンパ節までは意識されたことがない方も多いのではないでしょうか?

さらに、今回ご紹介するリンパマッサージの特徴は、まず最初に、全身の要所に存在する「リンパ節」を押して刺激することで、深部の体内リンパにアプローチします。

また、東洋医学的なツボや経絡も刺激しますので、すっきり小顔になると同時に五臓六腑の調子を改善する効果が期待できます。

東洋医学的に考える「小顔への近道」!

東洋医学の基本的な考え方

一言で「東洋医学」と聞くと、「難しそう」「気で治療するって何?」「根拠がわからない」と様々な感想を抱かれる方もいらっしゃるでしょう。

けれど実は、日本における東洋医学は、私たちの暮らしに深く根付いています。

例えば、現代人の多くの方が悩まされている、こり・むくみ・冷えなどといった症状は、昔から東洋医学の治療の対象です。古典の時代から変わらず、人々が悩まされてきたこれらの症状を治療し、健康で病気にならない体を目指すことを「養生」と言います。

一方西洋医学の間では、症状に対して病名がつかない限り、こり・むくみ・冷えは診断の対象とはなりません。そして病名がついてしまう頃には、これらの症状の改善には長期の時間が必要となってしまいます。

重い症状の改善は、患者様ご本人にとって、身体的・精神的・時間的・金銭的に厳しいもの。

そうならないように、「病」を「未然」に防ぐこと……すなわち「未病」の段階で治療を行うことが、東洋医学において最も重要であると考えられています。

顔太りを「未病」で防ぐ!

東洋医学では、「太っている」というのも、不調のサインの一つです。

特に全身ではなく一部位が太ったように感じるのは、全身のバランスが崩れている証拠です。

まずは今回、気になっているフェイスラインや顎を触ってみてください。硬かったり、妙な弾力があったり、冷たかったり、逆に火照っていたりしませんか?

これは、気・血・水という東洋医学におけるエネルギー物質が、その巡りが悪くなってしまっている状態を意味しています。

気・血・水が流れないためにエネルギー不足になった部位に、それを補うために脂肪やむくみ、セルライトが付着してしまうのです。

中でも顔太りは、全身のリンパのゴール地点である首が硬くなり、フェイスラインがスッキリしません。

そのため、顔太りだけでなく、放っておけばやがて全身まで影響を及ぼします。小顔になりたいからと顔ばかりマッサージするのではなく、首こりケアも重要不可欠なのです。

顔太り、という未病のサインを見逃さず、早期に改善していきましょう!

小顔になるのための「ツボ」と「経絡」

東洋医学では、気・血・水というエネルギー物質が全身を巡っている、と考えられています。

これらの物質が流れる通路のことを「経絡」と呼び、そのルート上にある「ツボ」を刺激することで、診断と治療を行うのです。

今回は小顔のためのとっておきのツボと、それに関係する経絡についてご紹介します。

・ツボ「翳風」(えいふう)

耳たぶの後ろ下方で、くぼみにあるツボです。

顔のむくみだけでなく、首こり・耳の不調・喉の痛みにも効果的です。

▽首をマッサージする際にゆっくり押すと、より効果的なケアになります!

・経絡「手の少陽三焦経」

手の薬指からスタートして、腕の後ろ側中央を通り、肩甲骨部・首・後頭部を経て、眉尻にゴールする経絡です。

ツボ「翳風」はこのルート上に位置しています。

「三焦」というのは、東洋医学においてリンパなどの水分代謝・免疫機能に関連する五臓六腑と言われています。

▽首をマッサージする際にルートを意識すると、より効果的に気・血・水が流れます!

顔の体内リンパマッサージ

顔全体をさするリンパマッサージ

  1. 耳の下の耳下腺リンパ節を中指と人差し指の二指で5秒かけて押す。
  2. 中指と人差し指の二指をあごにあて、あごから耳の下にむかってさする。
  3. 次に口角からこめかみにむかってさする。
  4. 小鼻からこめかみにむかってさする。
  5. 眉間から生えぎわにむかってタテにさする。
  6. おでこの中央からこめかみにむかってさする。
  7. ※1.5秒押す。2〜6各5回ずつさする

耳の耳下腺リンパマッサージから顔をリンパマッサージするイラスト

頭を軽くたたく

手のひらを広げ、指の腹を使って、頭を軽くつかんで離す感じで、頭をはじくようにたたく。
*まんべんなく10回

リンパマッサージ 頭叩くイラスト

首を押して、さするリンパマッサージ

  1. あごを軽く上げ、親指と四指で首を軽くはさんで、あごの下に手のひらをあてる。
  2. 親指と四指で両側から少し圧を加えながら、首前面を軽く押す。位置を少しずつずらしながら、首の付け根から鎖骨までさする。
  3. 2で押した場所を、今度は手のひらを左右交互に動かしながら、さする。
  4. もう少し親指と四指の間を広げ、首の横側に親指と四指をあて、首から肩先に向かって、手の位置を少しずつずらしながら押していく。
  5. 4で押したラインを手のひらを左右交互に動かしながらさする
    ※1カ所5秒押し、5回さする

リンパマッサージ 首流すイラスト

鎖骨の上下を押して、さするリンパマッサージ

1.逆側の四指を鎖骨の上にあてる。肩から鎖骨の中央にむかって、手の位置を少しずつずらしながら押していく。次に肩から鎖骨中央へ鎖骨に沿って、四指でさする。

2.鎖骨の下をわきの下の腋窩リンパ節にむかって、手の位置を少しずつずらしながら数カ所押す。次に同じラインを腋窩リンパ節にリンパを送り込むような気持ちで、四指を使ってさする。

※1カ所5秒押し、5回さする。

リンパマッサージ 鎖骨流れイラスト

[参考著書]セレブなボディをつくる「体内リンパ」ダイエット

効果が出にくい場合は、全身のリンパマッサージを行うか、カウンセラーにご相談ください。
ここで紹介した方法は、渡辺佳子の著書「セレブなボディをつくる「体内リンパ」ダイエット」から一部抜粋して紹介しております。より詳しい内容は書籍をご覧ください。

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この記事を監修した人
渡辺 佳子 (わたなべ けいこ)

(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。