ストレス太りはリンパマッサージで撃退しよう!

目次

ストレス太りを感じたら、ストレスに強いカラダ作りをリンパマッサージで目指しましょう!

ストレスを感じていない晴々とした気持ちの女性

過食や無気力感、倦怠感に悩んでいるというあなた。ストレス太りになっていませんか?過度のストレスが原因で、ついつい食べ過ぎてしまっている方も多いと思います。

むくみや冷えなどの他に、ストレスもダイエットを妨げる大きな要因になっています。
「ダイエットしたい!」と思っても、根本の原因であるストレスを解消しなければ、また同じことを繰り返すだけ。
「そんなこと言われても、ストレスの原因を減らすなんてできない!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。そこで、発想を転換させてみます。

「ストレス」の外的要因をなくせないなら、「ストレスだ」と感じる自分のお体に目を向けてみましょう!これはインナービューティーの、基本的な考え方でもあります。

今回ご紹介する、ストレス太りの方向けのリンパマッサージプログラムは、ストレスへの耐性力を向上させる処方を組み込んであります。日々ストレスと対峙して、ただ耐えるだけよりも、積極的に耐性力を上げていき、ストレスから体と心を守りましょう。

リンパマッサージはリンパの流れをよくするだけでなく、滞っているリンパが流れることによって、体の中にある老廃物を積極的に体の外に出す事ができます。またリンパの巡りがよくなると、もう一つの働きである免疫力も自然と向上します。

ストレス耐性を高くすれば、いわゆる「ストレス太り」も改善され、効率の良いダイエットへつながっていくのです!

ストレス太りの原因と、東洋医学的な対策

ストレス太りに悩んでいる女性

 ストレス太りの原因

一言に「ストレスが原因で太る」と言っても、具体的にどのような現象が、私たちの体の中で起きているのでしょう?体感としては感じ取っていても、メカニズムを意識されている方は珍しいと思われます。
まずはストレス太りについて、正しい認識を身につけて対策していきましょう!

ストレスには急性と慢性がある

「逆に、ストレスを感じると痩せてしまいます…」

こんなお悩みを抱えられている方もいらっしゃるのではないでしょうか?ストレスによって太る、痩せるの違いは、体質の違いだけではありません。

実はストレス自体にも種類があり、私たちの体に及ぼす影響が異なると言われています。

例えば、ペットの急逝や大きなプロジェクトの完遂など、ある一時期に大きなショックやストレスを感じた場合、私たちが感じているのは「急性ストレス」です。

一方、毎日のデスクワークや連勤、外出自粛期間など一定のストレスを長期にわたって感じた場合は「慢性ストレス」と呼ばれています。

急性ストレスは、食欲減退や食事摂取量を抑制させると言われています。

しかしながら慢性ストレスは、砂糖や脂質を含む、味が良い食品に対する好みや摂取量を増大させるという研究報告が、各界から挙げられました。長期的な慢性ストレスこそ、ストレス太りの原因なのです。

ストレスによって増大するホルモンの働き

また、ストレスを感じると、私たちの体は対抗手段としてホルモンを分泌し、ストレスに備えます。多数ある中でも、食欲と大きく関わってくるのが、「ドーパミン」そして「コルチゾール(ストレスホルモン)」です。

ドーパミンとは、脳のうち大脳辺縁系から分泌されるホルモン。このホルモンは、脳の摂食中枢という食欲をコントロールする分野に働きかけて、食欲を増進させてしまいます。

「ストレスでいつも以上に食べてしまった」となる原因です。

コルチゾールとは、別名ストレスホルモンと呼ばれるホルモン。

ストレスに対抗するため、エネルギーを作り出したり筋肉でのタンパク質代謝を向上させたりと、体にとって必要不可欠なホルモンです。しかしこのホルモンのバランスが崩れ、分泌量が増大し続けると、食欲を抑制しているセロトニンというホルモンが減少してしまいます。

「甘いものが我慢できなかった」となる原因です。

以上を踏まえると「ストレス太り」という現象は、外的な慢性ストレスがきっかけであっても、私たちの体の中から太りやすい原因を作ってしまっていることがわかります。

それでは、体を内側から磨く、または体質を改善する…そんな「目に見えないけれど治したい分野」が大の得意な、東洋医学的に見た対策をご紹介していきましょう。

ストレス太りに対する東洋医学的な対策のやり方

ストレス太りには、心のケアが重要

東洋医学に、「ストレス」という単語そのものは存在しません。けれど、東洋医学が成立した2000年以上前から、ストレスを生み出す主因である人間関係そのものは、大きく変わっていないのでしょう。

東洋医学では、ストレスがもたらす「イライラ」とした感覚を、「肝風内動」(かんぷうないどう)と名付けました。体の内側に吹く風が、私たちの心を動揺させている、というわけです。

また、「肝」というのは東洋医学における、人体を構成する五臓六腑の一つです。そして五臓六腑は、それぞれ、精神活動や感情も司ると言われています。「肝」が司るのは、怒りです。そのためイライラしやすい方は、この「肝」の機能を改善するといいとも言われます。

この東洋医学におけるストレス、「肝風」は陰陽五行の考え方に則り、主に消化器系に悪影響を及ぼします。そこで、食生活の異常をもたらしてしまうというわけです。東洋医学では消化器系のことを、五臓六腑の「脾」と呼びます。

五臓六腑の中でも、「肝」の怒りを含む、全ての精神活動を統括する存在がいます。

それが「心」です。「心」の活動を完璧に整えると、平静でフラットな、理想の状態になることができます。

といっても、「心」は人体の君主。「心」そのものが損なわれる前に、「心」を守って代わりに傷つく、護衛のような器官があります。

それが「心包」と呼ばれる存在で、文字通り「心」を包むことで、防御壁の役割を果たしています。ストレスが致命的なまで「心」に届いてしまう前に、「心包」がそれらの侵襲をブロックするのです。

そのため、東洋医学のストレス対策にはまず、「心包」のケアが必要不可欠です。

ストレス太りの方向け リンパマッサージのやり方

1.腕の内側を刺激

両腕の内側の経絡(心包経)を流す。四指で、手首から肩先に向かってさすり、わきのリンパ節まで流す。さらに、内関のツボを親指でゆっくり押す。

腕の内側のリンパを流す

2.体の前面をさすり、胸のツボを押す

足体の中心に手のひらをおき、胸の中心の経絡(任脈経)をお腹、鼡径部まで、白湯の手で交互にやさしくさする。息をはきながら、四指で膻中のツボを押す。

お腹の経絡を流す

3.首のリンパマッサージ

耳の下から肩先、耳の下から鎖骨まで、両手のひらで交互にさすり下ろす。ストレスがたまっている人は、首がこりやすいので念入りに行う。

首のリンパを流す

4.顔全体のリンパマッサージ

二指を使って、あごから耳の下までさすり上げる。次に、指を交互に動かしておでこを引き上げ、おでこからこめかみに向かってさすり下ろす。

効果が出にくい場合は、全身の リンパマッサージ を行うか、カウンセラーにご相談ください。
ここで紹介した方法は、渡辺佳子の著書「1分間リンパマッサージダイエット」から一部抜粋して紹介しております。より詳しい内容は書籍をご覧ください。

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この記事を監修した人
渡辺 佳子 (わたなべ けいこ)

(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。