リンパマッサージが気持ちいいと感じる理由|オキシトシンとセロトニンの仕組みを解説
「肩がこる」とは言っても、「腕がこる」とはあまり言いません。
けれど腕は、デスクワークやスマホで一日じゅう酷使されながら、疲れを自覚しにくい部分です。
気づかないうちにこわばりがたまり、それが肩こりの一因になっていることも少なくありません。
この記事では、経絡リンパマッサージの施術現場での経験をもとに、腕が疲れ・こる原因と、ご自宅でできるほぐし方を丁寧にご紹介します。
POINT
腕のマッサージのやり方は、①指をほぐす→②前腕の内側を押す→③前腕の外側をさする→④上腕をもむ→⑤腕全体を軽くたたくの5ステップ。
目的は、たまったこわばりをほぐしてめぐりを整え、疲れ・だるさをやわらげることです。
お風呂上がりに片腕2〜3分、気持ちよい強さで毎日続けるのが基本です。

腕のこりは、一度に大きな負担がかかるというより、小さな負荷が毎日積み重なって生じます。
とくに次の5つは、腕に負担をためやすい代表的な原因です。
次のようなサインがあれば、腕にこわばりがたまっているかもしれません。
※「肩こりだと思っていたら腕のこりだった」という方は、施術現場でもよく見かけます。
「腕の悩み」は、内容によって適したケアが変わります。当てはまるものからどうぞ。
二の腕のたるみ・太さを引き締めたい → 二の腕痩せマッサージ 手や腕のむくみを流したい → 脇の下のリンパマッサージ
マッサージの目的は、腕のこわばりをほぐし、たまった老廃物を肩や脇へ流して、疲れやだるさをやわらげることです。
めぐりが整うと、腕の重さや冷えがやわらぎ、肩まわりも軽く感じやすくなります。
だるさやむくみが強いときは、流れ先である脇の下のケアもあわせると効果的です。
むくみを重点的に流したい方は「脇の下のリンパを流すマッサージ」を、そもそもめぐりが滞るとどうなるのかは「リンパの流れが悪いとどうなる?」もご覧ください。

はじめる前に。「痛いほど効く」ことはありません。気持ちよい強さで、片腕2〜3分・1日1回を目安に。さする工程はオイルやクリームを使うとなめらかです。強いしびれや痛みがあるとき、発熱・体調不良・妊娠中・食後2時間以内・飲酒後、腕に傷や炎症があるときは行わないでください。
腕を流す前に、全身に共通する姿勢と手の使い方をリンパマッサージの正しいやり方でご確認ください。
指をほぐす。

反対の手で指のつけ根をつかみ、根元から指先まで位置をずらしながら押します。親指から小指まで一本ずつ。スマホ・PCで疲れがたまりやすい起点です。
前腕の内側を押す。

手のひらを上にして腕を伸ばし、手首から脇の下へ向かって内側を親指で押します。4本の指を裏に添えて支えにすると力が入れやすくなります。
前腕の外側をさする。

反対の手で手首をつかみ、手首から肩を通って脇の下まで、腕をつかむように軽く圧をかけてさすり上げます。老廃物を脇へ流すイメージで数回。
上腕をもむ。

ひじの上から肩先へ、腕の内側と外側を手のひらと4本の指ではさむようにもみほぐします。冷えやかたい部分はじっくり時間をかけて。
腕全体を軽くたたく。

手のひらの中央をくぼませ、手首から肩先まで腕全体をリズミカルにやさしくたたきます。手首のスナップをきかせ、空気を含ませるように軽やかに。反対の腕も同様に。
これらのセルフケアは渡辺佳子総院長の著書経絡リンパマッサージセルフケアBOOKから一部抜粋いたしました。より詳しいセルフケアの方法は、著書をご参考になさってください。

「頑固な肩こり」でご来店される方の腕に触れると、前腕や手のひらまでかたくこわばっていることがとても多いのです。
手先を酷使すると、その緊張が腕から肩、首へと連鎖していきます。
だから当院では、肩や首だけでなく、大もとの腕や手のめぐりも一緒に整えることを大切にしています。
背中・肩甲骨まわりのこわばりが気になる方は「肩甲骨まわりのリンパマッサージ」もあわせるとよいでしょう。
経絡リンパマッサージは、リンパの通り道に加えて東洋医学の経絡・経穴にもアプローチするため、腕や肩まわりの深いこわばりにも働きかけられます。
セルフケアと組み合わせることで、軽くすっきりとした腕を保ちやすくなると考えています。
Q. 肩こりがつらいのですが、腕のマッサージも効果はありますか?
腕のこりは肩こりと深くつながっているため、腕をほぐすことで肩まわりが軽く感じられることはよくあります。肩がなかなか楽にならない方は、前腕や手のひらもあわせてほぐしてみるとよいでしょう。
Q. 毎日やっても大丈夫ですか?
はい。1日1回・片腕2〜3分ほどのやさしいケアなら、毎日続けて問題ありません。強くもみすぎず、気持ちよいと感じる範囲で行うことが大切です。
Q. 腕のむくみやだるさが強いときは?
むくみが主な悩みのときは、流れ先である脇の下のケアが要になります。「脇の下のリンパを流すマッサージ」で詳しく解説しています。
Q. 二の腕の太さやたるみも、これで細くなりますか?
このマッサージは腕の疲れ・こりをほぐすためのものです。二の腕の引き締めをめざす場合は「二の腕痩せマッサージ」をご覧ください。

毎日のセルフケアは大切ですが、ご自身では届きにくい腕の奥のこわばりや、肩・首との連動まで整えるのは難しいものです。
月に1回ほど専門家の施術を取り入れると、セルフケアの効果も実感しやすくなります。
銀座ナチュラルタイムでは、国家資格を持つセラピストが「経絡リンパマッサージ」で腕から肩・首まで丁寧に整えます。
はじめての方は「初診の方はこちら」から24時間ネット予約が可能です。
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長 一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事 東京医療専門学校 教員養成科 オイルマッサージ臨床学の非常勤講師を長年務める。 経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。