目のクマのマッサージ|青クマ・黒クマ別に銀座30年の専門家が解説

目のクマが気になっている女性
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鏡を見たとき、目の下の影が気になる。寝たはずなのに、朝から疲れた顔に見える。そんな日が続いていませんか。

目の下は、顔のなかでもとくに皮膚が薄い場所です。血液やリンパの流れのわずかな滞りが、色として表に出やすいと考えられています。だからこそ、目元だけを触るのではなく、脚から順に流していくケアをおすすめしています。

目のクマは3種類。まず自分の色を確かめる

目のクマが気になり、マッサージをする女性

目のクマは色によって、原因の見立てが変わります。ケアの前に、どのタイプに近いかを見ておきましょう。

青クマ 血行不良が背景にあると考えられるタイプ
青っぽい、または紫がかった影。目の下の皮膚を軽く横に引くと、色が薄くなることが多いようです。寝不足や冷えがあるときに目立ちやすい傾向があります。
黒クマ たるみや小じわの影によるタイプ
顔を上に向けると薄くなり、下を向くと濃くなる影。皮膚のくぼみが影に見えているため、色そのものではなく凹凸の問題です。
茶クマ 色素沈着によるタイプ
皮膚を引いても、角度を変えても色が変わらない茶色っぽいクマ。摩擦や紫外線の影響が考えられます。マッサージだけで薄くするのは難しいため、こする刺激を避けることが先決です。

実際には、青と黒が重なっている方も少なくありません。このあとのセルフマッサージは、主に青クマ・黒クマのケアとして、巡りを整える目的で行うものです。

なぜ「脚から」流すのか

徹夜明けや、からだが重いと感じる日にできるクマは、一時的なものであることがほとんどです。ただ、そのとき脚も同じようにむくんでいませんか。

目元は、リンパが流れていく先である鼠径部(脚のつけ根)から、いちばん遠い場所のひとつです。目の周りだけを流しても、行き先が渋滞していては流れにくくなります。そこで、出口にあたる脚のつけ根から先に通しておく、という順番で行います。

クマが濃いと感じる日は、からだからの「疲れています」というサインと受けとめて、全身を軽く流してあげてください。

目のクマのセルフマッサージ 4ステップ

目元は、からだのなかでもっともデリケートな部位のひとつです。強く押す必要はありません。「さする」ときも「押す」ときも、気持ちよいと感じる圧にとどめてください。手技の基本は、セルフケアのページでも確認できます。

STEP 1 ふくらはぎの内側をさする(左右各1分)
ふくらはぎの内側をさするリンパマッサージ
左右の手のひらをふくらはぎの内側にしっかり当て、手を交互に使いながら、足首からひざへさすり上げます。目元から遠い脚から動かすことで、全身の巡りにはたらきかけます。
STEP 2 内ももをさする(左右各1分)
太ももをさするリンパマッサージ
手のひらで、ひざから脚のつけ根へ向かってやさしくさします。鼠径リンパ節に流し込むイメージです。太ももは筋肉が多いので、ある程度の圧は問題ありませんが、心地よさを目安にしてください。
STEP 3 下腹部と脚のつけ根をほぐす(1分)
ひざを立てて仰向けになります。4本の指で、脚のつけ根を外側からゆっくり押していきます。次に、胸の下から恥骨に向かってさすり、脚のつけ根に沿ってさすります。鼠径リンパ節は人体最大のリンパ節といわれる大切な場所ですが、しこりがある場合や、痛みを感じるほど押すことは避けてください。
STEP 4 目のまわりをさする(1分)
目の周囲のリンパマッサージ
人さし指と中指の2本で、小鼻の少し上から目の下を通り、こめかみへさすり上げます。続けて、眉間から額をこめかみへ。皮膚が薄く摩擦にも弱いので、羽根で触れるようなごく軽い力で行います。強くこすると、かえって茶クマの原因になることがあります。

ここで紹介した方法は、渡辺佳子の著書「免疫リンパマッサージダイエット」から一部を抜粋しています。くわしい手順は書籍をご覧ください。

入浴後など、からだが温まって血行のよい時間帯に行うと、続けやすいはずです。歯みがきのように、毎日の流れのなかに組み込めると理想的です。

長引くクマは、体質の面からも見直す

子どもの頃から、あるいは長年、クマがあるのが当たり前になっている方もいらっしゃいます。慢性的なクマは、体質が関わっている可能性があります。

東洋医学には「瘀血(おけつ)」という考え方があります。血の巡りが滞った状態を指し、とくに動脈から静脈へ移り変わる毛細血管のあたりで滞りやすいとされます。瘀血になりやすい体質の方でも、マッサージを続けることで巡りが整っていき、それにともなってクマが目立ちにくくなることが期待できると考えています。

こんなときは、まず医療機関へ

次のような場合は、セルフケアより先に、医療機関での相談をおすすめします。
・片方の目の下だけ急に色が濃くなった
・腫れや痛み、かゆみをともなう
・顔色の悪さやだるさ、息切れが続いている
・マッサージ中に痛みやしこりを感じる

セルフケアで手が届きにくいときは

最高級のリンパマッサージを受ける女性

銀座ナチュラルタイムは、銀座で30年の歴史を持つ鍼灸リンパマッサージの治療院です。国家資格を持つ施術者が、お身体の状態を丁寧にうかがったうえで、その日のコンディションに合わせた施術をご提案します。

クマのことだけでなく、首こりや疲れやすさなど、気になることがあれば気軽にお話しください。初めての方は、初診の方へのご案内からご予約いただけます(24時間受付)。

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この記事を監修した人
渡辺 佳子 (わたなべ けいこ)

銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事
東京医療専門学校 教員養成科 オイルマッサージ臨床学の非常勤講師を長年務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。