
全身をリンパマッサージして、体全体のむくみをすっきりしよう!
「肩が凝る」と感じて、肩ばかり押していませんか?
自分は肩こりだ。と思っている方の多くは、首こりが原因の場合もあります。当院に来られる患者様も同じように勘違いされている方が多くいらっしゃいます。
首こりを悪化させる原因は、過度なストレス、慢性的なハードワークからくる自律神経の乱れ、そして姿勢の悪さなどです。
最近では、テレワークなどで一日中パソコン作業するなどの頭の疲れからくる首こりも増えています。
この首こりや、肩こりをどうしたらいいか?と悩んでいる人も多いはず。
今回は、首こり解消のスペシャリストである、当院の銀座ナチュラルタイム治療院 総院長 渡辺佳子が、首こりの改善方法、首のリンパマッサージのやり方など、詳しく解説いたします。
実は首こりと一言に言っても、その人により原因が千差万別です。
そのため、自分自身の本当の肩こり・首こりの原因を特定する必要があります。
また、首こりのケアには、肩、首のツボを押すだけではなかなか改善しません。
なぜならば、首こりの多くは首だけの部分的な問題ではないからです。
頚部(首)には、大切なリンパ、筋肉、神経などがあります。
重度の首こりのケアは、自分でケアする前に、一度専門家に相談することも必要です。頚部(首)は、とてもデリケートな部分で、より専門的な知識が必要なのです。
首こりがひどい、つらい場合、頚椎の問題も視野に入れて考えます。つらいからといって、骨の調整するカイロプラクティックなども選択肢の一つに挙げられますが、当院ではそうした症状が強すぎる場合は、まずは病院での精査をおすすめしています。
痛みやしびれなどの症状が強い場合、頚椎の疾患なども問題の可能性も十分に考えられます。
MRIやレントゲンなど検査を行い、特に頚椎の問題ではないことが診断されれば、安心して、セルフケアで首こり解消を目指すことができますので、継続的な首こりの場合は、医療機関の受診をしてみましょう。
首こりが慢性的で気になる人は、半健康症候群の可能性があります。
半健康症候群とは東洋医学の未病という概念と西洋医学の病気の概念の中間にある、病気ではないけれど辛い状態のことを指す状態です。
半健康症候群は自覚があまり出づらく本人も気づかずにいることが多い状態です。
中でも首コリはその代表例で首がかなり凝っている状態 = 半健康症症候群であると言えるほど、日々の体調や身体の不調に大きな影響を与えています。
自分で首コリを診断するのは非常に難しいため、LINEで簡単にできる、チェックテストをご用意しました。下記のバナーをクリックしてぜひご自身の首の状態を調べてみてください。
軽い首こりには、セルフケアができる条件を満たせば、リンパマッサージはとても効果的です。
首こりとむくみの関係でも書かせて頂いた通り、首こりとむくみは深い関係があり、むくみを解消する方法として、リンパマッサージは即効性があります。
ただし、無作為に押したり、首のリンパを流すだけではなく、解剖学的な知識に基づき、肩、首・腕・鎖骨周り加えて、全身をケアすることが必要です。
まずは、自分の首こりの原因を知り、つらさと関係する筋肉を柔軟にし、全身リンパ循環を良くすることが改善の近道になるのです。
しかし長年の慢性的な首こりは、セルフケアではなかなか改善できないケースは多いもの。
セルフケアをはじめる前に、早めに医療機関や専門家に相談することも解決の近道になります。
また、専門家に相談し、問題がない場合は、早めに日々の疲れを改善していくことが、首こりケアのポイントです。そして、つらい部分だけをケアするだけでなく、全身のケアが体質改善につながります。
首は 4~6kgある頭を支えて、胴体と頭をつなぐ重要な部位です。
7つの頚椎、胸鎖乳突筋、僧帽筋、肩甲挙筋、頭板上筋など、多くの骨や筋肉によって構成されています。
首の筋肉は、背中や脚の筋肉に比べると、細く繊細な筋肉が多いです。
首はこれだけ多くの筋肉が複雑に絡み合っている部位ですので、マッサージする上でも、注意して行いましょう。
当院では、治療院内の基準をクリアした、院長クラスの先生がマッサージするようにしています。
専門的なマッサージの知識がない場合、特に頚椎付近を 「押す」方法が一番注意が必要です。
首を横に押しすぎたりすると、強く押しすぎてもみ返しや、寝違いといったトラブルが起こりやすい部位です。
今回紹介するリンパマッサージは、「押す」マッサージではなく、セルフケアでもトラブルがない「さする」方法を紹介します。
以下の 問題がないことが、セルフケアができる条件です。あてはまる項目がある場合は、まずは医療資格がある専門家に相談しましょう。
疲れやこりは毎日の問題で起こります。医療資格がある専門家に自分の首こり問題を鑑別してもらった後に、日々のケアをこまめに行うことが正しい予防につながります。
以下の方は、セルフケアの前に専門家に相談しましょう。
これ以外にも気になる不調がある場合は、セルフケアの前に専門家に早めに相談してください。
ここで、ご紹介するセルフケアのリンパマッサージは、「さする」という手技を中心とした方法です。
「さする」と聞いてまず思い浮かぶのは、「痛いの痛いの飛んでけ」というおまじないや、「大丈夫だよ」と人を慰める際に背を撫でる行為ではないでしょうか。
「さする」という行為はひとを思いやり、手を当てること…まさに「手当て」の原点なのです。
しかしそう聞くと、「本当に治療効果があるの?」「気休めじゃないの?」と効果の有無が気になる方もいらっしゃると思います。
「さする」という動作は、私たちが専門家に教えるマッサージ臨床学でも、マッサージの技法の中では、基本中の基本、優しい手技ではありますが、手技としてはとても効果の高い「軽擦法」と呼ばれる手技の一つになります。
ポイントは、だださするだけというよりも、手の使い方、身体の重みを使用して行っていくことがとても重要になります。
セルフケアでリンパマッサージを行う場合の基本は、強くこすらないこと。
「痛くない、心地いい、力加減」で、やさしくさするリンパマッサージを行ってください。
やさしくさするマッサージでは物足りないという方は、行っている部位のポイントが間違っていることがあります。効果的なマッサージは、密着性があります。密着性のあるマッサージは、効果を高めます。
もし、より効果を高めたいのであれば手の隙間をなくし密着性を高め、身体の使い方、姿勢などの改善が必要です。慢性的な首こりは、長期的に筋肉が硬くなっています。
今回の「さする」リンパマッサージは、皮膚の表層から筋膜までの部分へのアプローチです。筋肉までほぐすのは、専門家の知識と技術必要です。
何もしないより、表面からさすること、リンパマッサージ継続することで、皮下組織の循環を促し、今後の予防につながります。
首こりを早く改善した方は、リンパマッサージの回数を1日3回まで増やすことで、対応してみてください。
具体的に、「さする」手技、軽擦法にはどんな効果が秘められているのか、わかりやすくご紹介していきましょう。
1〜4までのステップを焦らずに、ゆっくりと行なってください。
効果が出にくい場合は、当院のカウンセラーにご相談ください。
ここで紹介した方法は、経絡リンパマッサージの第一人者であり、リンパマッサージ関連著書70冊を上梓した当院の銀座ナチュラルタイムグループ総院長 渡辺佳子の著書「免疫リンパマッサージダイエット―強いカラダをつくり、美ボディを手に入れる!!」から一部抜粋して紹介しております。当院で実際に治療を受けることも可能です。治療内容はコチラ
首こり解消のリンパマッサージはいかがでしたか?毎日のセルフケアにリンパマッサージをぜひ取り入れてください。
毎日リンパマッサージでセルフケアを続けることで、まずは、身体全体のバランスが整えられていきます。
効果の実感は、首こりが改善する前に見た目も現れてきます。「埋もれていた鎖骨が見えてきた」「肩の盛り上がりが小さくなった」など目に見えるものが多いです。
慢性的な首こりは、表層の筋肉だけだなく、深層部の筋肉もこっている可能性があります。深いコリには鍼灸治療などは、早く効果を得られる可能性があります。
無理に自分自身で頑張るよりも、慢性的な原因を解決し、その後セルフケアで維持、予防することも良いでしょう。
セルフケアは、日々の疲れをとり、効果が出るまで、少しずつでも、毎日、こまめに継続して行うことが大切です。
またリンパマッサージだけでは物足りない方は、首こり改善のストレッチも取り入れてみてください。
さらに余裕のある方は、首こり改善のツボ押しもやってみましょう!
さらにさらに、【プロ監修】首マッサージの3つのメリットとセルフケア方法も読んでみてください!
首こりの解消には、毎日のセルフケアがとても大切です。すきま時間を有効に活用して、セルフケアしてくださいね。
この記事は私たち銀座ナチュラルタイムが執筆•監修しました。
銀座ナチュラルタイムは銀座で25年の歴史を持つ鍼灸リンパマッサージ治療院です。
豊富な臨床経験と国家資格を持つ先生があなたのお身体の悩みを根本からヒアリング、
オーダーメイドの施術にて解決まで導きます。首こり、腰の痛み、疲れやすいなど、お身体の悩みだけでなく、日々のパフォーマンスを上げたいなど 様々なニーズにお応えします。
総院長の渡辺 佳子は書籍70冊、監修書籍1000冊を超える経絡リンパマッサージの第一人者。
美は健康の最上級 というコンセプトのもと、治療指針を設計します。身体が変わることで人生が変わったとおっしゃる、患者様を私たちはたくさん見てきました。
是非あなたも銀座ナチュラルタイムの治療で人生を変える体験をしてください。
初診の方はこちらから24時間予約が可能です。
(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事 銀座ナチュラルタイムグループ 総院長 現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。 経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。