首こりとむくみは関係ある?銀座の治療院が臨床で見た深い関係

首こりとむくみが一気になくなって嬉しい女性
目次

首こりとむくみは関係ないようで、実は深く関係しています
― 銀座の治療院が、施術の現場で見てきたこと

首こり、肩こり、首のむくみが気になる女性

「朝起きると、いつも顔がむくんでいる」「夕方になると脚がパンパンになる」「鎖骨が埋もれて、首が短く見える」。

こうしたむくみのお悩みで来院される方は、とても多くいらっしゃいます。

その一方で、ご自身では「首こり」をまったく自覚されていないことも少なくありません。

むくみと首こりは、一見すると別々の悩みに思えるからです。

けれども結論からお伝えすると、首こりとむくみは、関係ないようでいて、実は深くつながっています。

むくみがなかなか改善しない方の多くに、首こりが隠れているのです。

この記事では、なぜ二つが関係するのかを、リンパのしくみと、私たちが施術の現場で実際に感じてきたことの両面からお話しします。


むくみで来院される方が、口を揃えておっしゃること

銀座ナチュラルタイムの患者様の家族写真

私たちの治療院には、むくみを気にして来院される方が毎日のようにいらっしゃいます。

長年お身体を診させていただく中で気づくのは、「むくみが取れない」とおっしゃる方の多くが、同じようなお悩みを併せ持っているということです。

たとえば、よくいただくのが次のようなお声です。

「エステに通って顔のむくみをケアしても、翌朝にはまた戻ってしまうんです」

「肩こりだと思って肩ばかり揉んでいたのに、ちっとも楽にならなくて」

「最近、鎖骨が見えなくなって、首が短く見えるのが気になります」

「下半身だけ太った気がする。夕方になると脚が重だるくて仕方ないんです」

こうしてお話を伺いながら、実際に首や肩に触れさせていただくと、ほとんどの方の首の付け根がガチガチに硬くなっていることに気づきます。

ご本人は「肩こり」「顔のむくみ」「脚のむくみ」と、それぞれ別の悩みとして感じていらっしゃる。

けれども施術者の手から見ると、その根っこは一つにつながっていることが珍しくないのです。

「むくみのご相談だったのに、首こりが原因かもしれませんね」とお伝えすると、多くの方が驚かれます。

ですが、ここに気づいていただくことが、長年取れなかったむくみが変わっていく第一歩になります。

お身体に触れて感じる、首こりとむくみの関係

首のむくみのない鎖骨がでている女性

毎日たくさんの方のお身体を診させていただく中で、私たちが繰り返し感じている傾向があります。

医学的な断定ではなく、あくまで臨床の現場で目にしてきたことですが、参考にしていただければと思います。

首の付け根が硬い方ほど、顔や脚がむくんでいる

首こりの強い方は、顔まわりや脚のむくみを併せて訴えられることがとても多いです。

とくに首の付け根(鎖骨のすぐ上)が硬く張っている方ほど、全身のめぐりが滞っている印象を受けます。

後ほど触れますが、ここは全身のリンパが最後に集まってくる、いわば「出口」にあたる場所だからです。

脚のむくみが気になる方は、ふくらはぎマッサージ(むくみ・疲れ・冷えを改善する5分セルフケア)もおすすめです。

首をゆるめると、その場で顔色やフェイスラインが変わる方がいる

施術で首から鎖骨まわりをていねいにゆるめていくと、その場で顔色が明るくなったり、フェイスラインがすっきりする方が少なくありません。

「目が開けやすくなった」「顔が軽い」とおっしゃる方もいます。

これは、滞っていたリンパや血流のめぐりが戻り始めたサインだと考えられます(顔まわりが気になる方はリンパマッサージで顔のたるみ・むくみケアもどうぞ)。

むくみは脂肪と違い、めぐりが変わると比較的短時間で見た目に表れることがあるのです。

鎖骨が「埋もれている」方ほど、むくみ体質に傾いている

鎖骨がくっきり見えるのは、首まわりがむくんでいない健やかな状態です。

逆に、鎖骨のくぼみが膨らんで埋もれて見える方は、首の付け根でめぐりが滞りやすくなっている可能性があります。

長年診ていると、鎖骨が埋もれている方ほど、冷えや疲れの取れにくさを併せ持っている傾向を感じます。

※ 左の鎖骨まわりに盛り上がりやしこりがあり、押すと痛むといった場合は、むくみや首こりとは別の原因が考えられます。自己判断なさらず、医療機関にご相談ください。

なぜ首こりがむくみを生むのか ― カギは「リンパの終着点」

首こりが改善され、体全体のむくみも解消された女性

ここからは、なぜ首こりとむくみがつながるのかを、リンパのしくみからご説明します。

私たちの体には、血管に沿うように「リンパ管」が全身に張りめぐらされています。

その中を流れるリンパ液は、余分な水分や老廃物を回収し、体の水分代謝や免疫を担っています。

大切なのは、この全身をめぐってきたリンパ液の「終着点」が、首の付け根にあるということです。

全身から集まってきたリンパは、首の太いリンパ管に合流し、最後に鎖骨の下で静脈へと注ぎ込まれます。首の付け根は、いわば全身のめぐりの「最終出口」なのです。

では、この出口にあたる首の付け根の筋肉が、首こりでガチガチに硬くなっていたらどうなるでしょうか。

リンパには、血液でいう心臓のようなポンプがありません。代わりに、まわりの筋肉が伸び縮みすることでリンパを押し流しています。

つまり首こりで筋肉が硬くこわばると、ポンプの力が働かず、出口で渋滞が起きてしまうのです。

出口で詰まれば、その手前――顔や脚といった末端にも、水分や老廃物が溜まりやすくなります。これが、首こりが顔や全身のむくみに関わると考えられる理由のひとつです。

さらに、現代の首こりで硬くなりやすいのが、首の側面にある「胸鎖乳突筋」です。

スマートフォンやパソコンを見続ける姿勢で酷使されるこの筋肉は、ふくらはぎのように歩いて動かせる部位ではないため、一度こると自然にはほぐれにくいという特徴があります。

(思い当たる方はスマホ首(ストレートネック)の治し方もあわせてご覧ください)。

だからこそ、首こりからくるむくみは「放っておいても治りにくい」のです。

あなたはどう? 首こり×むくみのセルフチェック

セルフチェックをおすすめする女性

ご自身の「首こり由来のむくみ」の傾向を、下のチェックで確かめてみましょう。あてはまる項目が多いほど、首こりがむくみに関わっている可能性が高くなります。

  • 朝、顔がむくんでいることが多い
  • 鎖骨のくぼみが見えにくい・埋もれている
  • 首が太く、または短く見えるようになった
  • 夕方になると脚がパンパンに張る
  • 肩こりだと思ってケアしても楽にならない
  • スマホ・パソコンを長時間使う
  • 冷えを感じやすい/体温が35度台
  • 顔色がくすみ、目の下にクマが出やすい
  • 以前より太りやすく、痩せにくくなった

「むくみ」のつもりでチェックを始めた方が、首こりの項目にもいくつもあてはまって驚かれることがあります。

それこそが、二つが表裏一体であることの何よりの表れです。

首こりからくるむくみは、首こりを整えると変わっていく

首こり、肩こり、首のむくみが気になる女性

ここまでお読みいただいた通り、なかなか取れないむくみは、顔や脚だけを部分的にケアしても、また戻ってしまいがちです。

むくみの「出口」である首の付け根、つまり首こりそのものを整えることが、遠回りのようでいて近道になります。

実際、患者様の中には、特別なダイエットをせずとも、首こりのケアを続けるうちに顔まわりや脚のラインがすっきりし、「むくみが取れて軽くなった」とおっしゃる方が少なくありません。

むくみがある状態で無理に運動を始めるよりも、まず筋肉のこりをほぐし、めぐりを整えるほうが、結果的に体も変わりやすいのです。

では、その首こりは具体的にどうほぐせばよいのか。自宅では、首のリンパマッサージのやり方から始めるのもおすすめです。

原因の見分け方から、ご自宅でできるマッサージ・ストレッチ・ツボ押し、そして実際の症例までを一つにまとめた記事をご用意しています。

むくみの根本ケアとして、ぜひあわせてご覧ください。

▶ 【プロ監修】首こりの解消法を完全ガイド
― 原因・マッサージ・ストレッチ・ツボ・症例まで

なかなか改善しない首こり・むくみは、銀座ナチュラルタイムへ

銀座ナチュラルタイムのリンパマッサージを受ける女性

銀座ナチュラルタイムでは、開院当初から30年にわたり、「首こり」を専門的にケアしてまいりました。

首や鎖骨まわりには大切な血管・神経・リンパが集まっており、プロでも最も技術を問われる部位です。

セルフケアを続けても変化を感じにくいときは、首こり専門のケアが必要な状態かもしれません。どうぞお気軽にご相談ください。

「首こり」と「むくみ」は表裏一体。だからこそ、一緒に整えていくことができます。今日からまずは1日1分、ご自身のお身体と向き合うことから始めてみましょう。

初診の方はこちらから24時間予約が可能です。

銀座ナチュラルタイムの予約はこちらから。

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この記事を監修した人
渡辺 佳子 (わたなべ けいこ)

銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
一般社団法人 経絡リンパマッサージ協会 代表理事
東京医療専門学校 教員養成科 オイルマッサージ臨床学の非常勤講師を長年務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。