肩こりはマッサージで改善できる!原因別のアプローチが大切です。

肩こりをマッサージで解消しよう!原因別の肩こり解消アプローチをプロが徹底解説
目次

肩こりをマッサージで改善する近道は、原因別アプローチ!

つらい肩こりに悩んでいる女性

つらい肩こりにお悩みの皆さん、慢性的な肩こりから解放されたいと思っていませんか?

銀座ナチュラルタイムは銀座で25年続く、老舗治療院。

肩こりに悩む多くの方々を診てまいりました。

患者様の声をまとめると、肩こりの原因として多い症状は、

  1. 腕の使いすぎ
  2. 目の使いすぎ
  3. 姿勢の悪さ

が挙げられます。今回の記事では、これらの原因別にマッサージの方法をご紹介します。

肩こりになる原因はなに?

肩こりがつらすぎて頭を抱え込む女性

「肩がこったな・・・」と、感じられ、自然と、肩に手を当てる事はよく事だと思います。

何気ない日常生活をしていても、自然と発生する肩こりですが、肩こりを感じる時は、何かしら思い当たる節があるはず。患者様の声で多かった症例をあげてみます。

  1. 肩こりの原因: 腕の使いすぎ手を浮かしてタイピングする女性は肩こりになりやすいパソコンをずーっと使い続けている方に多くみられます。特にタイピングの姿勢に特徴があり、手首部分を机につけずに、宙に腕を浮かした状態でタイピングされる方が多いです。
    また小さなお子さんがいて、子供を抱き抱えたり、毎日の炊事で包丁を持つ腕に力が入ってしまう主婦の方や、音楽家の方など、特定の動きで、腕を絶え間なく酷使している方に多く見られます。

  2. 肩こりの原因: 目の使いすぎ目を使いすぎて、肩こりになってしまう女性パソコンを使われている方の中でも、経理や数字を見る事が多い職業の方、CADや、グラフィックデザイナーなど、繊細な細かな作業が多い方によく見られます。
    目を酷使すると、首がこります。多くの方が、肩こりを訴えて来院されたけど、実は首こりだった。というパターンです。
    首こりについては、より詳細にまとめた記事もありますので、ご覧になってください。
    首こりの原因はなに?
    首こり解消には、経絡リンパマッサージがおすすめ!その理由をプロが解説
    もご覧になってください。

  3. 肩こりの原因: 姿勢の悪さ姿勢の悪い女性も肩こりになりやすい猫背の姿勢の方によくみられます。オフィス事務で、長時間椅子に座りっぱなしの方も、姿勢の悪さが肩こりにつながっています。姿勢の悪さからくる肩こりは、施術をしてよくなっても、翌日にはまた同じ姿勢を取り続けるので、すぐに肩こりになってしまいます。
    こうした方には、姿勢を矯正して頂くなどのアドバイスや、場合によっては、猫背矯正のグッズなどもご提案させて頂きます。

    このように同じ肩こりの症状がある方でも、原因は異なりますので、原因にあったマッサージ方法が必要になります。

肩こりがマッサージでよくなる理由

肩こりがマッサージでよくなる理由がわかって喜んでいる女性

肩こりは、肩周囲の筋肉が、凝り固まって、血流が悪くなり、疲労物質が排泄されにくくなることが大きな原因としてわかっています。

こり固まった筋肉をマッサージをする事で、筋肉の弛緩させ、血流を改善し、疲労物質の排泄を促進させることで、つらい肩こりの症状を軽減させることができます。

長年施術に入らせて頂いていて感じることは、こりを放置すれば、放置するほど、ほぐしにくく、ケアに時間がかかるということ。

毎日セルフケアをされている方は、こっていても、治療を始めれば、すっと緩みます。一方で、日頃から何もされない方の肩は、カチカチに固まっていて、良い時の筋肉の状態に戻すには、時間がかかります。

毎日のセルフケアで肩こり解消マッサージを続けることが、つらい肩こりを改善する最初の第一歩です。

肩こりが気になる人は半健康症候群かも

慢性的な肩こりで悩んでいる人は、半健康症候群の可能性があります。

半健康症候群イラスト

半健康症候群とは東洋医学の未病という概念と西洋医学の病気の概念の中間にある、病気ではないけれど辛い状態のことを指す状態です。

半健康症候群は自覚があまり出づらく本人も気づかずにいることが多い状態です。

中でも首コリはその代表例で首がかなり凝っている状態 = 半健康症症候群であると言えるほど、日々の体調や身体の不調に大きな影響を与えています。

自分で首コリを診断するのは非常に難しいため、LINEで簡単にできる、チェックテストをご用意しました。下記のバナーをクリックしてぜひご自身の首の状態を調べてみてください。

リンパ首コリLINEバナー

肩こりをマッサージでセルフケアしよう!

マッサージを始める前の注意点

  • 施術する箇所や手は清潔にしてから行う
  • 食後2時間以内、及び飲酒後は避ける
  • 重要疾患や過度に疲れている時、発熱時や妊娠初期は控える
  • 切り傷やケガがある時は控える
  • 症状がひどい時、効果がない時は、専門家に相談する

マッサージをする時の手の使い方については、リンパマッサージの基本手技をプロが徹底解説も参考になさってください。

腕の使いすぎからくる肩こりに効果的なマッサージ方法

  1. 指をまんべんなく押す(1分間) 指をまんべんなく押すマッサージ親指の先を反対の手の親指と、人差し指でつかみ、根元までずらしながら押していきます。親指から小指まで全ての指を行いましょう。反対側も同様に。

  2. 腕の内側をさする(1分間) 腕の内側をさするマッサージ手のひらを上にして伸ばした腕の手首に、反対側の手のひらをあて、手首から脇の下に向かって、さすり上げましょう。反対側も同様に。

目の使いすぎからくる肩こりに効果的なマッサージ方法

  1. 首の側面を押す(1分間) 首の側面を押すマッサージ手のひらを首の横にあて、手に頭の重みがかかるように倒して刺激する。手を肩先まで少しずつずらしていく。反対側も同様に。
                  
  2. 首の横、後ろをさする(1分間) 首の横、後ろをさするマッサージ①両手でこぶしを作り、第二関節あたりを首の側面にあて、耳下から肩先麼でさすり下ろす。
    ②首の後ろも同様に、髪の生え際から首の付け根までさすり下ろす。

姿勢の悪さからくる肩こりに効果的なマッサージ方法

  1. 大きく胸を張って、鎖骨の上下をさする(1分間) デコルテをマッサージする女性左右の手のひらで鎖骨の上と下を交互にさする。少し身体をひねりながら行うと効果的。

  2. 背筋を伸ばし、肩甲骨間を意識しつつ、背中をさする(1分間)背中をさするマッサージ両手のひらを背中のできるだけ高い位置にあてる。左右の手を交互に腰までさすり下ろす。

これらのセルフケアは渡辺佳子総院長の著書はじめての経絡リンパマッサージセルフケア完全版から一部抜粋いたしました。より詳しいセルフケアの方法は、書籍をご参考になさってください。

また時間に余裕のある方は、ストレッチや、ツボ押しもあわせて行うとよいでしょう。

【プロ指導】 首こりを解消するストレッチを詳しく解説
自分で押せる、首こり改善のツボ3選

肩こりのマッサージは原因別にアプローチ!

肩こりの症状が強い方は、まずどの症状に自分が当てはまるのか確認して、毎日、セルフケアのマッサージをしっかりと行ってみましょう。

時間があれば、ここにあげた3つのセルフケアの方法をすべて試してみてください。

原因が、複合的に絡み合っている方も多くみられます。

セルフケアは、毎日行うことで、自分のカラダと向き合うことができます。

毎日、少しずつでも、やり続けることが結果につながる近道です。テレビを見ながらとか、話をしながらといった、ながらでやるのもOKです。とにかく毎日やり続けましょう!

それでも肩こりに悩んでいるなら、プロのマッサージもオススメ

肩こり解消に効果的なリンパマッサージを受ける女性

毎日やり続けていても、「マッサージしても一時的に楽になるだけで、またつらくなる」という方もいらっしゃいます。当院に来院される患者様も、よく言われます。

長年患っているつらい肩こりの根本的な解決は、セルフケアだけでは難しいかもしれません。場合によっては、さまざまな原因が絡み合って、発生している場合もあります。

セルフケアでマッサージを続けていても、改善が感じられないようであれば、ご相談ください。

お身体の状態を把握し、専門家の目から、何が原因となっているのか、しっかりと見極めた上で、根本的な解決が実現できるようにマッサージを行い、セルフケアのご提案もさせて頂きます。

あらゆる症状は、身体からのSOSです。慢性的になっている症状は、時としてわかりにくくなるもの。

つらい肩こりをそのまま放置せず、毎日のセルフケアと、専門的なアプローチで、解決しましょう!

初診の方はこちらから24時間予約が可能です。

肩こり解消のマッサージを受けたい方はこちら

あなたにお会いできることを心よりお待ち申し上げております。

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この記事を監修した人
渡辺 佳子 (わたなべ けいこ)

(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。