【プロ監修】膝裏のリンパを流して、脚スッキリ!夏本番へ美脚リンパマッサージ!

目次

膝裏のリンパは、美脚を目指す人は必須のケアポイント

美脚を目指すなら、膝裏のリンパのケアは必須です。

「ダイエットしても下半身が痩せにくい」「脚だけ太い」「膝裏のラインがぼやけている」

そんな経験はありませんか?

初夏に入ってストッキングや生足でお出かけする機会が増え、ご自分の脚のラインが気になってきた方も多いはず。

特に、膝裏には「膝窩(しつか)リンパ節」という、リンパの流れにとって重要なポイントがあり、むくみ・疲れが溜まりやすい部位でもあります。

このコラムでは、膝裏のリンパを流して、美脚をめざすマッサージ方法をご紹介します。

あなたの膝裏はどんな状態ですか?

膝裏の状態を把握しよう。両脚を伸ばして、ご自身の膝裏を触ってみてください。

本来くぼんでいるはずの膝裏が、むくみで平らになっていたり、逆に盛り上がっていたりしませんか?また歩いている時、膝裏がだるくなったり冷えたりしませんか?

これらに心当たりのある方は、美脚・足痩せのためには膝裏のリンパのケアが必要です!

膝裏のリンパを流すと、美脚になる理由

膝裏のリンパは膝窩リンパ節といいます。

膝裏には、「膝窩(しつか)リンパ節」というリンパの流れのなかでも重要な器官があります。

リンパ節は、リンパ系の中にあって、フィルターのような役割をはたしています。

膝裏の膝窩(しつか)リンパ節の滞りをよくすると、脚のリンパの流れがスムーズになり、足のむくみ、とくにふくらはぎのむくみに効果があります。

膝裏のリンパが全身にとっても、重要な理由

膝裏のリンパのケアで、全身に大きな影響がでます。

膝窩(しつか)リンパ節は、体のいたるところにあるリンパ節の中でも重要なリンパ節の1つです。このリンパ節は、心臓からみて、最遠にある大きなリンパ節で、脚のむくみにも関与しますが、下半身だけではなく、全身のリンパ系循環路にとっても大切です。

水の流れる川を思い浮かべてください。川がリンパ管、そこを流れる水がリンパ液とします。川の途中には、小石やゴミを堰き止めている網が設置されています。この網がリンパ節です。

リンパ節はフィルターの役割をします。

網はフィルターの役割を持ち、下流へと水を濾過して、川を浄化しています。網には、どんどんゴミが溜まって、そのままだと、やがて目詰まりをおこして、フィルターとしての濾過機能も低下します。ゆくゆくは、上流の水の流れまで堰き止めてしまうようになるでしょう。

そんな事態を防ぐためには、定期的に溜まったゴミを除去し、川の外へ出してあげる必要があります。川の流れと同様に、膝裏や下半身のリンパの滞りは、上半身すなわち全身にも影響を及ぼします。流れの中の一部が停滞するということは、流れ全体が滞るのです。

リンパの重要な役割について

リンパ節では、免疫機能が働いています。

そもそも「リンパ」とは、静脈に沿って全身を巡るリンパ管とリンパ液、そしてリンパ管の重要ポイントにあるリンパ節を総称した呼び方です。

リンパ節は全身の各ポイントでフィルターのような役割を果たしており、体内の老廃物を集めて排泄するのに加えて、ウイルスや細菌から体を守る免疫機能として働いています。

リンパの流れが滞ると、老廃物や不要な水分が体外に排泄されず、むくみが発生してしまうのです。また、リンパは免疫機能としての役割もありますから、リンパの流れを改善することで元気に&内側からキレイになる効果も期待できます。

さあ、ここまでで、なぜ膝裏のリンパをケアするとよいのか、理解できたと思います。

このあとは、自分で簡単に行える、膝裏のリンパマッサージ方法をご紹介していきます!

夏本番までに美脚になる!膝裏リンパマッサージ

リンパマッサージを始める前の注意点

  • 施術する箇所や手は清潔にしてから行う
  • 食後2時間以内、及び飲酒後は避ける
  • 重要疾患や過度に疲れている時、発熱時や妊娠初期は控える
  • 切り傷やケガがある時は控える
  • 症状がひどい時、効果がない時は、専門家に相談する

リンパマッサージをする時の手の使い方については、リンパマッサージの基本手技をプロが徹底解説も参考になさってください。

膝裏のくぼみを押す

膝裏の膝窩リンパ節を押す。

①床に座って片側の膝を立てます

②親指以外の4本の指を使います。指の腹を膝裏のくぼみに当て、

3秒かけて押す→3秒間止める→3秒かけて力を緩める

以上のように膝窩リンパ節を刺激して、リンパの流れを促進させます。

ふくらはぎをさすり上げる

ふくらはぎをさする。

①足首に片手の手のひらを当てます。

②左右の手のひらを交互に使っていきます。足首から膝窩リンパ節へ向かってさすり上げていきます。

鼠径部リンパマッサージ

鼠径部リンパ節をマッサージする

①仰向けに寝て膝を立て、足を肩幅程度に開きます。

②4本指をそろえて使います。足の付け根(鼠径部)を外側から内側へ向かってさすります。

この部分が硬い方は、下半身全体のむくみが強いです。鼠径部のライン上を、3・4点押してからさすりましょう。その際、腹式呼吸に合わせながら行いましょう。

脚全体を流すようにさする

足首から膝窩リンパ節を通り、足の付け根(お尻との境目)へ向かって、まんべんなく、さすり上げていきます。

鎖骨リンパマッサージ

鎖骨の上をマッサージする

鎖骨の下をマッサージする

首からデコルテをさすります。

首の下から反対側の脇の下まで、左右の手をクロスして、手のひらで交互にさすっていきます。

鎖骨リンパ節は、全てのリンパの流れのゴール地点です。ゴール地点が詰まっていると、どれだけ途中のリンパを流しても、むくみが改善しにくいのです。

そのため、脚プラス鎖骨部のケアを併せて行うことで、さらなる効果が期待できます。

今回のセルフケアは、渡辺佳子の著書「体の内(なか)からキレイになる経絡 リンパマッサージ」から一部抜粋しております。より詳しいマッサージは著書をご参考にしてください。

体の内から美脚に近づく!リンパマッサージ

膝裏のリンパをケアして、全身の美しさを手に入れよう。

いかがでしたか?

簡単に実践できるリンパマッサージでも、膝裏のリンパ節を意識することで、普段のケアから一歩進んだセルフケアをすることができます。

体の一部分のケアが、全身にも影響することが理解できたと思います。毎日、少しずつ、一部分でもよいので、継続したケアを実践すれば、体調がよくなり、自然と体の内側から、ご自分の本来の美しさが引き出されてくるのです。

もしこれらのセルフリンパマッサージで効果が全く見られない場合には、かなりお体の体調がすぐれない状態にある可能性がありますので、専門家にご相談してください。

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この記事を監修した人
渡辺 佳子 (わたなべ けいこ)

(社)経絡リンパマッサージ協会 代表理事
銀座ナチュラルタイムグループ 総院長
現在は東京医療専門学校教員養成科マッサージ臨床学の非常勤講師を務める。

経絡リンパマッサージの第一人者として、海外書籍を含め70冊以上、雑誌などの監修誌は1000誌を超える実績を持つ。TV、雑誌、企業の美容健康関連商品などで多くの監修を手がける。女性のための健康と美のセルフケアの普及、鍼灸マッサージ師の臨床教育などにも力を入れている。また、自らの臨床経験を生かし、健康や医療、予防医学の大切さをライフワークとして伝え続けている。さらに、身近な美容やダイエット、食事や生活を通じて、ベビーやママ、女性たちの幸せな毎日を応援している。